運転手不足が深刻な路線バス事業者への支援事業など 9月定例県議会 開会

9月定例県議会　開会

　９月定例県議会が９月１１日、開会しました。
　９月議会では、運転手不足が深刻な路線バス事業者への支援事業などを盛り込んだ補正予算案について審議します。

千葉県　熊谷俊人 知事
「地域に不可欠な路線バスを維持するため、新たに労働環境の整備などに対する助成を行うとともに合同企業説明会を開催するなど、運転手確保に向けた取り組みを強化する」

　県議会初日、熊谷知事は１０２億２７００万円に上る補正予算案の提案理由を説明しました。

　今回の補正予算案では、路線バスの運転手を確保するための交通事業者への支援事業費や、県内でも相次いで検出された有機フッ素化合物「ＰＦＡＳ」の調査を行う市町村への補助事業が盛り込まれています。

　この補正予算案を含め、県は９月議会に１８の議案を提出しています。

　一方、熊谷知事は議会冒頭で、県土整備部職員の汚職事件を受け、再発防止に向けた取り組み方針をまとめたことに触れ、次のように述べました。

千葉県　熊谷俊人 知事
「今後これらの取り組み方針に沿って、できるだけ早期に実効性ある再発防止策の制度設計を進め、着実に実行することにより、県民の信頼回復に努めていく」