千葉市職員の給与引き上げを勧告 ３年連続の引き上げ 千葉市人事委員会

千葉市職員の給与引き上げを勧告

　千葉市の人事委員会は１０月２日、市の職員の給与とボーナスを引き上げるよう、市と市議会に勧告しました。

　千葉市人事委員会によりますと、２０２４年４月に市内の民間企業を対象に行った実態調査の結果、月給が２．６８％、金額にして１万８０５円、民間企業の平均が上回り、ボーナスも０．０９ヶ月 民間が上回っていることが確認されました。

　勧告では民間との給与格差を解消するため、特に初任給を大卒で２万３８００円引上げるなど若年層に重点を置いて給与表全体を引上げ改定するよう求めていて、ボーナスについても４．６０か月分に引き上げるよう求めています。

　引き上げ勧告は３年連続で、勧告通り改定されれば、職員の月額給与は平均で１万５１４円、率にして２．６８％アップして４０万２８２６円となり、平均年収は改定前より２１万６０００円増えて６７０万９０００円となります。

　勧告に対して千葉市の神谷市長は「勧告を尊重し、適切に対応したい」とコメントしています。