“絶対諦めない” 遺族が情報提供呼びかけ 市原・姉崎の殺人事件

　千葉県市原市姉崎で不動産経営の男性が殺害された未解決事件から１月１７日で１７年。
　遺族らが現場近くの駅前で情報提供を呼びかけました。

　この事件は、１７年前の１月１７日、不動産経営の永野武さん当時７８歳が、首などを刃物で刺され殺害されたものです。

　千葉県警は捜査を続けていますが、未だ犯人逮捕に至らず、毎年この日に遺族や警察官がＪＲ姉ケ崎駅前で情報提供を呼びかけています。

　この日も永野さんの長女、曽根裕子さんと孫の志穂美さん、貴佑さんらが、当時の目撃情報などが書かれたビラを駅の利用者に手渡しました。

　県警の担当者は、「みなさんの情報が事件解決に繋がる可能性がある。些細なことでも連絡してほしい」と話しています。

　情報の提供先は、市原警察署捜査本部「０４３６―４１―０１１０」です。

永野さんの長女　曽根裕子 さん
「未だにやっているのとよく言われるが、これをやらなかったら消し去られてしまうので、どうしても諦めない、絶対捕まえてもらうという気持ちで、一件でも多く情報をいただきたくてビラ配りをしている」