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アリアナ・デボーズ、アカデミー賞受賞で出演シーン再編集の嬉しい誤算『ARGYLLE/アーガイル』

cinemacafe.net / 2024年2月18日 17時0分

『キック・アス』『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督が豪華キャストを迎えて贈る『ARGYLLE/アーガイル』。主人公アーガイルと同様に架空のスパイ小説に登場する助っ人技術者のキーラ役を演じたアリアナ・デボーズが、本作にキャスティングされたのは『ウエスト・サイド・ストーリー』でアカデミー賞助演女優賞を受賞するよりも前のこと。栄えある受賞を受けて本作の出演シーンを少々変更する、という嬉しい誤算が生じていたことが分かった。


キーラ役を当初は「あまり知られていない人物に演じてもらうつもりだった」というヴォーン監督。とはいえ「(アリアナに)会ってみると素晴らしい印象を受けた。彼女ならきっとセンセーションを巻き起こすと感じた」と明かす。


ブロードウェイを中心に活躍しているワールドクラスの実力の持ち主であり、米演劇界で最も権威ある「トニー賞」ミュージカル助演女優賞にノミネートされたキャリアの持ち主ではあるものの、映画界ではまだそれほど知られた存在ではなかったからこそアリアナをキャスティングしていたが、「『ウエスト・サイド・ストーリー』で有名になったことで、編集の必要性が生じた」と監督。


「認知度が上がり、人々は彼女を見かけると『アリアナ・デボーズだ!』と言うようになった。そのため、ストーリーにおけるサプライズの要素を入れるべく、編集のやり直しが必要になった」と言い、「それはもどかしいことではあったけれど、米アカデミー賞受賞歴のある素晴らしい役者がもう一人増えたことは幸運なことだった。そして彼女はこの役を見事に演じている」と豪華キャスト陣にさらなる厚みが加わった喜びを明かす監督。


結果として、オールスターキャスト勢ぞろいのなかに魅力的なキャラクターがまた1人、本作『ARGYLLE/アーガイル』の世界に誕生することになった。


スティーヴン・スピルバーグ監督によって往年の名作がリメイクされた『ウエスト・サイド・ストーリー』では華やかで力強い魅力に溢れたアニータを演じ、その名を世界中に轟かせ、ウォルト・ディズニー創立100 周年を記念して製作された『ウィッシュ』(23)では主人公・アーシャ役のボイスキャストに大抜擢されたアリアナ。


華やかなサクセスよりも前から決定していた、ヴォーン監督とハリウッドを代表するキャスト陣が顔をそろえる本作の出演には、「まさに“ほっぺたをつねって現実かどうか確認する”ような体験だった。この作品の世界に少しでも携われたことを光栄に思う」と喜びもひとしおだったようだ。


また、ヴォーン監督は本作のために新曲2曲を書き下ろしたが、2曲ともアリアナが歌唱を担当。主題歌「Electric Energy」では80年代洋楽4大アイコンの1人といわれる、ボーイ・ジョージと共にパワフルな歌声を聴かせている。


『ARGYLLE/アーガイル』は3月1日(金)より全国にて公開。



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