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ぺ・ドゥナ、『REBEL MOON』二刀流剣士の役作り明かす「隠された内面は温かく穏やか」

cinemacafe.net / 2024年4月15日 19時0分

ザック・スナイダー監督のもと豪華キャストが結集したNetflix映画『REBEL MOON ー パート2:傷跡を刻む者』が4月19日(金)より配信開始。本作に、リベンジを狙う“レベルズ”の二刀流剣士・ネメシス役で出演しているペ・ドゥナが役作りについて明かした。


本作は、スナイダー監督が黒澤明監督の名作『七人の侍』にインスパイアされて生みだした、銀河が舞台の規格外なSFスペクタクル巨編。『パート2』では銀河を支配する悪の帝国マザーワールドと、巨悪にリベンジを誓った主人公コラ(ソフィア・ブテラ)のもとへ集うアウトロー集団〈チーム・レベルズ〉の大決戦が幕を開ける。


暗い過去から逃げ、平和な村で暮らしていた心優しい熱き戦士コラは、ある日、悪の帝国マザーワールドの襲撃を受け、リベンジのために共に戦う反乱者〈レベルズ〉を集める旅へ出る。銀河のアウトローたちと力を合わせ、一時は帝国の大軍勢を退けることに成功した彼らだったが、無尽蔵の軍事力を誇る帝国は、再びコラたちの村へと容赦なく襲いかかる…。


ペ・ドゥナが演じている〈レベルズ〉の二刀流使い・ネメシスは、無表情で心の内が読めず、『パート1』ではチームのため…というより自分の復讐心を満たすために、帝国の軍勢と戦った。しかし、『パート2』のネメシスは、また別の顔を見せるという。


「本来、ネメシスはとても優しい人です。脚本を読んで役作りをしているときに、私がこのキャラクターに抱いたコンセプトは"外は固くて中はやわらか"でした。カメやヤマアラシのような、傷つきやすい弱点を守るための固い甲羅やたくさんのトゲを持っている存在を意識しました。冷たく怖そうな見た目に反して、その下に隠された内面は温かく穏やかなのです」と解説する。


ネメシスを冷徹な復讐の鬼へと変貌させてしまった“過去のある事件”は、果たしてどれほどに凄惨なのか。『パート2』で描かれる“ネメシスの過去”についてのヒントを、ペ・ドゥナは「ネメシスを突き動かすのは母性です」という。


「家族は彼女のすべてでしたが、帝国の兵士たちによって踏みにじられてしまうのです。子どもたちへの思いを心の奥底にしまい込んで、自らを無敵の存在に作り上げました。彼女は子どもたちや弱きものたちを危険から守ると覚悟を決めた強い母のような存在であり、二度と仲間や子どもたちを失わないと心に誓った戦士です」と明かした。


その言葉の通り、大切な存在を奪われたことを恨み、マザーワールドに復讐しようと己を高め続けたネメシス。感情を抑え込むことが当たり前となっていた彼女だったが、『パート1』での戦い後、レベルズと共に向かったコラの村で、ある少年と出会い大きく変化していくことに…。人知れず熱き思いを抱えたネメシスが、誰かのために戦うようになったそのときは、底知れぬ力が発揮されることは間違いないだろう。


私にもネメシスと似ているところがあるので、このキャラクターのそういう側面を演じることには自信が持てました」と話すペ・ドゥナ。『パート1』のネメシスから180度変わっていく様を見事に演じ切った彼女の渾身の演技に注目。


さらに「『パート2』の撮影で経験したことは決して忘れません。大変だったけれど、価値のあることでした」と明かす。


「そして大切なのは、私がネメシスとしてそこで生きることができたということ。それがたとえほんの短い間でも、彼女の人生や、彼女が心から大切に思っていることのすべてを表現するためには必要なことでした。自由や人権に思いをめぐらせ、心から大切に思う誰かを守るために必死に戦った人々、今も戦う人々について考える時間でした」とふり返り、熱い思いを真摯に語っている。


これほどまでにペ・ドゥナが入魂した本作。スナイダー監督がNetflixとタッグを組み世界へ叩きつける挑戦作の“ラストバトル”の行方は見逃せない。


Netflix映画『REBEL MOON ー パート1:炎の子』は独占配信中、『REBEL MOON ー パート2:傷跡を刻む者』は4月19日(金)より独占配信。


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