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夜の庭が恐怖の場所に…『ヌルボムガーデン』本編映像

cinemacafe.net / 2025年1月14日 18時0分

韓国の最恐心霊スポットを題材にしたホラー映画『ヌルボムガーデン』より本編映像が解禁された。


『女神の継承』『チェイサー』のプロデューサーであるク・テジンが監督・脚本を務めた本作は、韓国の三大心霊スポットの一つであるヌルボムガーデンを舞台に、都市伝説や呪術、ミステリーが絡み合う物語。


この度解禁された本編映像が捉えるのは、夜のヌルボムガーデンで起こった不穏な出来事。新生活を始めたソヒの引っ越し祝いに集まった姉ヘランの家族たち。ヘランの子どもたちは庭に出てブランコで遊んでいた。幼い姉のジウォンは茂みの中に何かの気配を感じ、その方へと向かう。


「どうしてそこにいるの? 引っ張ってあげる?」と話しかけながら、懸命に手を伸ばす。ジウォンの悲鳴を聞いたヘランが慌てて庭に飛び出し、状況を聞いても娘は「叔父さん…」と泣きながら答えるのみだ。


しかし、その場にいた幼い弟のドンヒョンが見たものは全く違っており、ふたりは翌日、自分たちが見たものや話したこともなぜか一切覚えていなかった。ジウォンの手を引っ張ったのは一体何者なのか…。続きが気になる映像となっている。


ク・テジン監督が、実存する場所を題材としたホラー映画を作ることにしたのは、この場所の名前に惹かれたのが理由だという。ヌルボムガーデンは韓国語で<常に春である>という意味を持ち、「こんなに美しい名前である場所で、なぜこのようなことが起きたのか…そんな皮肉を感じたのです」と語る。


そんな監督は、本作において場面ごとの恐怖の度合いを意識しながら製作をしたという。このシーンで茂みの中におぼろげに描かれる霊のようなものについて「ホログラムのようにも見えるし、あるいは心霊写真のようにも見えます。実際は存在していないけれど見えてしまった…そんな設定で、そのくらいのレベルでの恐怖を描いたものです」と説明している。


『ヌルボムガーデン』は1月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。



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