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菅田将暉、新年初笑いは「体調不良」と苦笑い 主演作『サンセット・サンライズ』初日舞台挨拶

cinemacafe.net / 2025年1月17日 17時30分

楡周平氏の小説を映画化した『サンセット・サンライズ』の初日舞台挨拶が1月17日(金)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の菅田将暉、共演する井上真央、中村雅俊、三宅健、脚本を手掛けた宮藤官九郎、岸善幸監督が登壇した。


コロナ禍を機に、都会から宮城県南三陸に“お試し移住”したサラリーマンが住民たちと織りなす交流を、地方の過疎化や、震災などの社会問題を盛り込みながら、ユーモアたっぷりに描かれる。


菅田将暉

主人公の西尾晋作を演じた菅田は、「ぜひ、晋作のように、気仙沼や東北の地に足を運んでください」とアピール。笑って泣ける本作にちなみ、「新年の初笑いは?」と問われると、先日行われた本作のPR生配信を挙げ、「ご存知の方もいると思いますが、僕が体調不良で欠席しまして…。新年1発目から体調不良かよって、笑いました。僕、そういうこと、あまりないんで。初めてかなというくらい」と苦笑いを浮かべていた。


井上真央

井上は晋作の移住先の大家である関野百香を、中村が悲しい過去を持つ百香を見守る父・章男をそれぞれ演じた。井上は、中村演じる父親像について「すごくシュッとしたイメージなので、腹巻きや股引き姿が想像できなかったんですが、いざ現場でお会いすると、すごく似合っていた」とふり返っていた。


中村雅俊

一方の中村は、「デビューして51年。初めて宮城弁での芝居だったので、特別な思いがある」と感無量の面持ち。自身は宮城県女川町の生まれで、「今回の舞台は気仙沼。同じ宮城でも、微妙な違いがあって、意外と難しかった」と語っていた。


また、本作に出演する小日向文世は、かつて中村の“付き人”をしていた時期があり「エンドロールで名前が隣同士になって、すごくうれしかった。それも特別な思いがありますね」と、喜びをしみじみ噛みしめていた。


三宅健

三宅は「笑いはもちろん、行間を感じられる脚本なので、泣くとか意識せずに、セリフで気持ちがもっていかれる」と、宮藤節のシナリオを絶賛した。演じるのは、“モモちゃんの幸せを祈る会”を名乗り、晋作を百香に急接近する危険なよそ者として敵視するタケという役どころ。撮影現場を訪問したという宮藤は、「金髪の三宅さんがいたんですけど、最初は絶対、地元の暴走族が来ちゃったと思って(笑)。すごくハマっていました」と話していた。



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