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『オッペンハイマー』ラブシーン撮影中に予期せぬハプニング 女優も困惑「望まないタイミング」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月4日 6時46分

 クリストファー・ノーラン監督が手がけた映画『オッペンハイマー』(全国公開中)に登場するラブシーンでは、撮影中にまさかのハプニングが起きていたという。ラブシーンの撮影に臨んだ女優フローレンス・ピューが、今年1月に行われた米ユニバーサル主催のパネルディスカッションで告白している。

 “原爆の父”と呼ばれた理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落を描く本作。フローレンスは、主人公オッペンハイマー(キリアン・マーフィ)と恋仲になる精神科医ジーン・タットロックを演じており、本作で初めて大胆なラブシーンに挑戦した。

 フローレンスによると、キリアンとのラブシーンの撮影中にカメラが破損するハプニングが起きたという。「カメラが壊れた時、二人とも裸でした。望まないタイミングでした」と苦笑い。使用可能なカメラの在庫がなく、撮影していたカメラを修理する必要があり、二人は裸のまま、スタッフがカメラを直す様子を見守るしかなかった。

 気まずい状況を打破しようとしたフローレンスは、「この時間は学びの時」と機転を利かせ、「カメラに何が起きたの?」とスタッフに問いかけたという。「『このシャッターには何が起きたの?』と何とか間を持たせようとしました」

 その後、ノーラン監督からは「光の入り方に問題があった」と説明があったとのこと。フローレンスは「現場にいる一人ひとりが知識豊富で、無駄な時間がないように備えていました。とても素晴らしかったです。毎秒その場にいることができてとても幸せでした」と即座にどんなトラブルにも対応するノーラン組のスタッフを賞賛していた。(編集部・倉本拓弥)

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