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冴羽リョウ・鈴木亮平&北条司「シティーハンター」対談!絶大な原作愛に「作品は幸せ」 80年代は実写化絶対拒否も

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月20日 8時32分

北条:それはあるよね。リョウは誰にでも惹かれますからね。きっと香にもそういう反応をするはずですよね。

Q:北条先生は鈴木さんがリョウを演じるという話を聞いたときは、どんな印象をお持ちになったのですか?

北条:もはや昔過ぎてどういうオファーだったのか覚えていないのですが、亮平さんが(「シティーハンター」を)やりたいというのはかなり前から知っていたんです。多分(鈴木が思いを)インターネットに書き込まれたときに、かみさんが見ていて「こんな俳優さんがいるんだよ」と話をしてくれたんです。その後、あるインタビューで初めてお会いして「本物なんだな」と思っていました。

鈴木:もう8~9年前ですよね。

北条:当時からこの人に演じてもらえたら作品は幸せなんだろうなと思っていたので、こちらにお話が来たときは「やっと来たのか」という印象でしたね。

どの時期のリョウになる?徹底した体づくり

Q:作品を観ていると(リョウの愛銃)コルトパイソンの撃ち方など、相当研究されているように感じました。

鈴木:研究しました(笑)。北条先生が「シティーハンター」を描かれるまえに、(担当編集者だった)堀江(信彦)さんと海外に行って実銃の訓練を受けてきたというエピソードを知っていたので、僕も銃の扱い方に関しては絶対に手を抜けないと思い、海外で訓練を受けてきました。主にリボルバーの扱い方をしっかり学んで、反動の強さや連射のスピードなどのリアリティを体現したところで、映像での効果的な表現を研究しました。例えば、リロードしたあと、本当はシリンダーを「カチャ」って(反動を使って戻すことは)やっちゃいけないのですが、映像的にはやった方が見栄えが良いなとか……。本当にいろいろな部分で試行錯誤しました。

Q:鈴木さんの銃さばきはいかがでしたか?

北条:確かに実際の銃の使い方と、ドラマとしての見せ方は違う部分があるのですが、とても見事な銃さばきだったと思います。

Q:冴羽リョウという二次元のキャラクターに命を吹き込む際、肉体という部分もかなり意識されたのではないでしょうか?

鈴木:これは難しい質問ですね。漫画、アニメによっても冴羽リョウのイメージって違うと思うんです。最近のアニメだとフィットネスブームも受けて、リョウってすごい体になっているんですよね。どこのリョウの身体に合わせればいいのかは悩みました。

Q:そのうえで、どこにポイントを絞ったのですか?

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