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西村まさ彦、25年大河「べらぼう」で2度目の西村屋与八役 追加キャスト6名発表

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年4月30日 7時0分

 横浜流星主演の2025年放送の大河ドラマ第64作「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の追加キャスト6名が発表され、西村まさ彦が主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)のライバルとなる版元・西村屋与八で出演。2017年に放送された単発ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」(NHK)以来8年ぶり、2度目の同役を演じることが明らかになった。西村は再び西村屋与八を演じるにあたり「もう一度きちんとこの役と向き合えということなのだと思います。身が引き締まる思いです」とコメントを寄せている。西村と共に発表されたのは尾美としのり、橋本淳、芹澤興人、里見浩太朗、大河初出演となる水沢林太郎。

 本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴らを見出し、東洲斎写楽を世に送り出し、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜)を主人公にしたストーリー。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が務める。キャストはこれまで渡辺謙、宮沢氷魚、染谷将太、片岡愛之助、小芝風花、高橋克実、中村蒼、正名僕蔵、山路和弘、伊藤淳史、六平直政、福原遥、水野美紀、久保田紗友、小野花梨、東野絢香、中島瑠菜、かたせ梨乃の出演が発表されている。

 ドラマ「古畑任三郎」シリーズや「王様のレストラン」など三谷幸喜のドラマや舞台で知られる西村。大河ドラマへの出演は2020年放送の「麒麟がくる」(明智光秀の叔父・明智光安)以来、5年ぶり。演じる西村屋与八は、蔦屋重三郎の永遠のライバルとなる「錦絵」の永寿堂。宝暦の頃(1750年代)から錦絵を手掛け、鈴木春信などの有名な絵師ともつながりを持ち、一代で江戸を代表する地本問屋となる。重三郎と、現代の「ファッションカタログ」の先駆けとなる吉原の遊女をモデルに呉服屋とタイアップした錦絵のシリーズ「雛形若菜の初模様」を共に手掛けることになる。その後、鳥居清長らの「美人画」を数多く手がけ、二代目も含めて蔦重のライバルとして江戸の出版界を共に牽引していくことになる。

 西村は「西村屋与八は、賢く抜け目がない人物でありながら、彼独自の倫理観と正義感を持っています。時には狡猾さをもって物事を運んでいく手腕も、この役の魅力的な要素です。この役で私が特に表現したいのは、彼の内面の葛藤と、外界に対する彼の影響力の繊細なバランスをどのように表現するかが、演技の中で一つの挑戦となります。この作品において、蔦屋重三郎役を演じる横浜流星さんをはじめ、すべての共演者との仕事が非常に楽しみです。キャストの皆様も各々が個性的で才能あふれる演者たちばかりです。それぞれの役者が持ち込む独自の解釈と演技スタイルが、「べらぼう」の世界において、お互いを刺激し合いながら、視聴者にとって忘れがたい作品にすることに全力を尽くしたいと考えています。(「眩~北斎の娘」で西村屋与八を演じていたことについて)もう一度きちんとこの役と向き合えということなのだと思います。身が引き締まる思いです」とコメント。

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