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高橋一生、岸辺露伴の「医食同源」に強く共感

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月7日 7時15分

 「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの漫画家・荒木飛呂彦の原作を高橋一生主演で実写化したNHKドラマ「岸辺露伴は動かない」の新作エピソード「密漁海岸」がまもなく放送される(5月10日よる10:00~11:00・NHK総合で放送)。相手を本にして記憶を読む能力を持つ風変わりな漫画家の岸辺露伴役が当たり役となり、2020年に始まったドラマシリーズも今年で5年目に突入する高橋が、劇中に登場するある言葉をきっかけに「食」に対する考えを語った。

 本シリーズは「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ漫画である「岸辺露伴は動かない」を原作のメインとし、2020年から2022年にかけて3シーズンにわたって計8エピソードを放送。毎シーズン大きな反響を呼び、パリでロケを行った映画版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』も制作された。ドラマの9作目のエピソードとなる「密漁海岸」で露伴が対峙するのは、幻のアワビ。家の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストランで客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持った料理を提供するシェフのトニオ・トラサルディ(Alfredo Chiarenza)から、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかけられる。

 昨年5月に映画が公開されて以来、約1年ぶりに姿を現す“高橋露伴”。「密漁海岸」は原作ファンの間でも人気の高いエピソードで、先ごろ行われた記者会見では制作統括の土橋圭介が「ファンの皆さんから映像化してほしいという声が多かった作品」と話していたが、水中も含め荒唐無稽な描写が多いことからもハードルは高いと見られていた。高橋自身は「初めから(映像化)可能と思っていた」と言い、「シリーズ1期の後ぐらいから「密漁」をやるのかなと思っていたぐらいで、あとはいつ声がかかるのかなと。『ルーヴルへ行く』もそうですが僕自身は難しいとは思っていなくて、水中撮影さえクリアすればできるんじゃないかなとは思っていました」と初期から視野に入れていたという。

 原作エピソードの魅力については「露伴が自分の信念を貫こうとするスタイル」だという高橋。「周りが決めたルールをどうやって乗り越えていくか。自分の信念のために密漁という禁じられた行為をどうやってくぐり抜けていくのかということを画策する。まあ、法を犯すという点においてはぎりぎりのところに落ち着いてはいますが。また怪異に頭を突っ込んでいるように見えるんでしょうけれど、僕がやってみたいと思ったのはそんな露伴像でした」と話す。

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