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『あぶない刑事』タカ&ユージができるまでを舘ひろし&柴田恭兵が告白

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月24日 7時22分

 舘ひろし演じるタカこと鷹山俊樹と、柴田恭兵演じるユージこと大下勇次といえば、刑事ドラマ「あぶない刑事(デカ)」での伝説的バティ。38年前、“ダンディー鷹山”と“セクシー大下”として多くのファンを獲得し、スタイリッシュでコミカル、かつ、スリリングでアクション満載な物語は社会現象を巻き起こした。連続ドラマの続編や劇場版などが数多く作られ、2人が刑事を退職した2016年の『さらば あぶない刑事』でその伝説は終わったかと思われたが、令和に再び『帰ってきた あぶない刑事』としてカムバックした。最強のバディにふんした舘と柴田が、タカ&ユージのキャラクターの膨らませ方や、お互いについての思いなどを熱く語った。

 ニュージーランドで探偵をしていた2人は、警官ともめて横浜に帰還、探偵事務所を開いていた。依頼人第1号は、母・夏子を探してほしいという彩夏(土屋太鳳)。だが、夏子は2人にとっても旧知の女性で、それぞれが彩夏を「娘かも!?」と思う事態に。さらに捜索の中、チャイニーズマフィアや謎の美女、因縁のある元銀星会組長の息子などが入り乱れ、横浜に危機が迫る……。

 38年間演じ続けているタカとユージについて、舘と柴田はどう思っているのだろうか。舘は「鷹山は、ある意味僕にとっては理想の男なんです。鷹山のようになりたいという思いは、ずっとどこかにあります」と語る。柴田は「ユージは、そんな舘さんのタカとの出会いからできたところもあります。最初から台本に性格が書かれているわけではなくて、舘さんが鷹山について、僕がユージについて『こんなヤツだろうな』と思ったところからはじまったわけで、お互いが役に対して誠実にリスペクトして、自分を律して何十年も守り通してこれた。素敵な出会いでした。肩ひじ張ってやるわけではなく、ふわっとしたニュアンスの中でやってこれたのは、とってもよかった」と役への思いを吐露した。

 お互いについて聞くと、柴田はストレートだ。「舘さんはダンディーでしょ? もう、こんなにダンディーという言葉が似合う日本の俳優さんはいないってくらいで、それが年を追うごとに磨きがかかっている。時代劇をやってもダンディーですから。本当に素敵だなといつも思っています」とベタ褒めし、「タカのダンディーなお芝居を見た作家さん(脚本家)が、またどんどんそれを加えていって、舘さんがそれをさらに倍加して体現していくので、どんどんダンディーぶりが上がっていったんですよ」という。また、自身についても「僕はお調子者なんです」とお茶目に笑い、「お調子者のセリフがくると簡単にできちゃう(笑)。そうすると作家さんもそこを膨らませて、僕もさらに膨らます。しまいにはみんな『お好きにやってください』ってなりました」と笑いながらキャラクターの作り方を明かした。

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