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「南くんの恋人」男女逆転版が連ドラ化 飯沼愛がちよみ役、八木勇征が15cmの南くん役

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月24日 5時0分

 テレビ朝日7月期の火曜ドラマ枠(毎週火曜よる9:00~9:54)で、内田春菊の漫画「南くんの恋人」と、その男女逆転バージョンとなる漫画「南くんは恋人」を原案にしたラブコメ「南くんが恋人!?」が放送されることが明らかになった。主人公の女子高生・堀切ちよみをGP帯ドラマ初主演となる飯沼愛、その恋人で突然15cmの手のひらサイズになってしまう南浩之をダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が演じる。脚本を、1994年放送のドラマ「南くんの恋人」に続いて岡田惠和が担当する。

 1987年に刊行された「南くんの恋人」は、高校生の南くんと、突然小さくなってしまった恋人ちよみの同棲生活を描く異色のラブストーリー。1990年に石田ひかり&工藤正貴、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年に深田恭子&二宮和也、2015年に中川大志&山本舞香の共演で連ドラ化された。「南くんは恋人」は「南くんの恋人」から26年後、2013年に刊行された作品で、男女の設定を逆に置き換えたストーリーが描かれた。

 本作の主人公ちよみは、湘南の昭和レトロなとある商店街で生まれ育った女子高生。バスケ部に所属し、やや複雑な家族構成の中でも明るく過ごす心優しい性格。小さい頃から兄妹のように過ごしてきた地元・湘南のバスケットボール界のスター、南くんこと南浩之と晴れて恋人同士となるが、彼がある日突然15cmの手のひらサイズに。ちよみは、小さい体となった彼と共に暮らし始める。

 ちよみを演じる飯沼は、女優発掘・育成オーディション「TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日」で約9,000人の中から1位に選出。深夜ドラマ「この初恋はフィクションです」(2021・TBS)で主演を務め、TBS日曜劇場「VIVANT」やTBS火曜ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(共に2023)などに出演。本作がGP帯(ゴールデン・プライム)ドラマ初主演、テレビ朝日ドラマの主演も初となる。

 ちよみの恋人・南くんを演じる八木は、ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSのツインボーカルとして活躍しながら、映画化もされたBLドラマ「美しい彼」(2021・2023・MBS/TBS)で俳優としてもブレイク。今後、鈴木おさむが原作・脚本を手掛けた主演映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』(2025年公開)の公開が控えている。また、「ViVi国宝級イケメンランキング」の2023年下半期で1位(NOW部問)に輝いたことでも話題を呼んだ。

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