1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

「デカレンジャー」20年前の知られざる誕生秘話 塚田英明Pが語る1話完結型へのこだわり、敵組織が存在しない理由

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月7日 7時10分

Q:20周年作品における6人の描き方で意識したり、こだわった部分はありますか?

 10周年の時もそうでしたが、いつ見ても6人はこういう関係性で楽しいし見やすい、ということを意識しました。地球署のメンバーが結婚するなど、年齢相応の深みや悩みなど変化はありますが、「事件が起きて、デカレンジャーが出動し、犯人を暴き出して、ジャッジメントする」この形は変わりません。

20周年新作に欠かせなかった人物

Q:バンの後輩である江戸川塁は、エリート気質で、どこかテレビシリーズ当時のテツを彷彿させるキャラクターです。塁のイメージ、演じた長妻怜央さんの印象はいかがでしたか?

 長妻くんとは以前、「東映ムビ×ステ」プロジェクトの第3弾『漆黒天 −終の語り−』(2022)でご一緒して、好青年ですごく良い俳優さんだと知っていたので、塁のキャスティング候補として名前が挙がった時にはすぐに、「それだ!」と思いました。新人刑事の塁は、地球署のメンバーを見て「何なんですか、この人たち?」と思う視聴者寄りなキャラクターで、彼らを新鮮な目で見てもらう役割を担っています。

Q:デカレッドのスーツアクターを担当した福沢博文さんは、アクション監督も兼任する形で新作に参加しています。福沢アクション監督とは今回、どういったお話をされましたか?

 福沢さんには、20周年作品が始動した時点で、早めにお声がけしました。最近はアクション監督としてスーパー戦隊に参加されていましたが、ちょうど間が空いていた時期で、幸運にも本作を担当していただけました。「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~2021)でもアクション監督をやっていただきましたが、福沢さんは映画もよく見ていてアイデアを豊富にお持ちの方なので、「あの映画の、あんな感じにしてみませんか」という話を現場でよくしました。なので、今回もそうしていただきたかったですし、何よりも、オリジナルのデカレッドのスーツアクターなので、「デカレンジャー」を熟知している人物として参加していただきたかった。演出しながらの出演は大変な部分もありましたが、「バンの部分はやるよ」と引き受けてくださり、デカレッドを演じていただきました。20年経って、また一緒に「デカレンジャー」を作れたことは、改めて感動的だなと思います。

Q:最後に、「デカレンジャー」ファンに向けてメッセージをお願い致します。

 各キャストが、当時のキャラクターのイメージを変えることなく演じています。6人が全員揃って、スタッフも当時のメンバーがかなり再結集しているので、みなさんが好きだった「デカレンジャー」であり、また新たな「デカレンジャー」をお見せできると思います。ぜひ、安心して楽しんでいただければ幸いです。

Vシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』は6月7日(金)より期間限定上映/Blu-ray&DVDは11月13日(水)発売

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください