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松下洸平「セリフの半分以上が中国語…」 初大河で一筋縄ではいかない役柄

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月9日 20時46分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)でまひろが越前の地で出会う見習い医師・周明を演じる俳優、シンガーソングライターの松下洸平が、本作で大河ドラマ初出演を果たした心境や、謎めいたオリジナルキャラクターについて語った(※一部ネタバレあり)。

 平安中期に、のちに1000年の時を超えるベストセラーとなる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を、社会現象を巻き起こした恋愛ドラマ「セカンドバージン」(2011)や大河ドラマ「功名が辻」(2006)などの大石静のオリジナル脚本により描く本作。松下演じる周明は、朱仁聡(浩歌)らとともに越前にやってきた、宋の見習い医師。海辺でまひろと出会った彼は宋語を話し、日本語を理解しない様子だったが前週・第22回のラストでは彼が日本語を発し、彼が宋人なのか日本人なのか判明しないままになっていた。

 大河ドラマ初出演となった本作について「周明は宋から訪れた見習い医師という設定ですが、セリフの半分以上が中国語だったことがびっくりしました(笑)」と驚いたことを明かす松下。劇中で披露した流ちょうな宋語が話題を呼んだが、「日本語にはない発音が多くて大変な部分もありましたが、オリジナルキャラクターである<周明>にリアリティを与えるためにも、言語の習得が最も大切なポイントだと感じ、先生のご指導のもと準備を積み重ねました。このような一筋縄ではいかない配役をいただけたのは役者冥利に尽きますし、色々な方のお力を借りて中国語での芝居もなんとか乗り越えることができて、本当に良かったなと思っています。大河ドラマ初出演で、ひとつ大きな試練を与えてくださったことに感謝しています」と宋語の特訓を経て撮影に臨んだと話す。

 主演の吉高とは2021年放送のTBSドラマ「最愛」で殺人の容疑をかけられる女性実業家・梨央と、初恋の相手である刑事・宮崎大輝役として共演。また制作統括の内田ゆき、演出の中島由貴とは松下が俳優としてブレイクするきっかけとなった朝ドラ「スカーレット」(2019)で現場を共にしている。

 「大河ドラマにはなんだか“独特の緊張感”が漂う厳しい場所というイメージを勝手に持っていましたが、主演の吉高由里子さんを筆頭にとても明るい方々に囲まれ、和気あいあいとした現場でした。以前のドラマでご一緒させていただいた俳優さんやスタッフさんとの再会もあり、あたたかい雰囲気に包まれた中で撮影に臨むことができ、とても嬉しく思いました」

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