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草なぎ剛、涙する服部樹咲をねぎらう『ミッドナイトスワン』185週のロングラン上映に幕

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月26日 16時38分

 草なぎ剛が26日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『ミッドナイトスワン』ロングラン最終上映御礼舞台あいさつに、服部樹咲&内田英治監督と出席。185週にわたって上映が続いた本作の終幕に、感慨深げな表情を見せた。

 トランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と育児放棄された少女・一果(服部樹咲)が、社会の片隅でひっそりと心を通わせていくさまを描いた本作。2020年9月25日の初日からおよそ3年9か月。第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を獲得するなど高い評価を獲得し、その後も毎週水曜日にTOHOシネマズ日比谷でロングラン上映が続けられており、興行収入は9億円を記録している。

 最終上映を迎えた中、満席の場内に登場した草なぎは「本日は皆さまの貴重な時間をこの映画に費やしていただいて、満員御礼で(草なぎがCM出演する『1本満足バー』にかけて)僕も1本満足なんです」とご機嫌な様子であいさつ。テレビ取材も多く入った報道陣を見渡し、「あの頃はテレビの方も来てくれなかったんですが、今日はテレビが入ってるということで、若干空回りぎみです」と冗談めかして語った。

 続く服部も「4年たってもまだこんなに愛されているんだ、ということを、満席の劇場を見て実感しています。まさかこんなにも長い間愛される作品になるなんて、夢にも思ってなかったので、ビックリしています」と心境を明かした。

 4年という歳月が過ぎ、「樹咲ちゃんも大人になられて。僕よりも背が高くなった。本当にうれしいですよ」と驚く草なぎに、「今、高校3年生。来月18歳になります」と服部。さらに、草なぎが「皮のパッチワークでできたブル(フレンチブルドッグブル)のぬいぐるみを樹咲ちゃんからもらって。今でも見えるところに飾って、毎日見てます」と明かすと、服部も「良かったです」と笑顔を見せた。

 服部は最近、韓国ドラマにハマり、韓国語を勉強しているという。韓国語が得意な草なぎとも、韓国語での会話を披露し、「発音もめちゃめちゃネイティブ。すごいよね。僕はもう忘れちゃった」と感心した様子の草なぎ。「これからもっと大人になって。スワンのように、世界に羽ばたいてほしいですね」としみじみ語った。

 185週にわたるロングラン上映の反響はSNSでもチェックしているとのことで、草なぎは「今はいいですよね。映画を見終わったら個人が発信できる時代なので。ダイレクトに感想をのぞき見できるので、いい時代になりました」と語る。さらに内田監督が「いろんな方から手紙をいただいたりしましたし、香取(慎吾)さんが僕のところに来て、目をキラキラさせながら『剛くんどうでした?』って。現場の様子を知りたがっていましたね」と語ると、草なぎも「すごい感銘を受けてくれたみたいですね」と笑顔を見せた。

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