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矢部太郎の「光る君へ」ユニークなイラスト話題!「リアルタイム視聴が鉄則」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月23日 21時15分

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)では、ファンが登場人物や風景を描いては「#光る君絵」のハッシュタグをつけてSNSに投稿するファンアートが広がっている。ドラマで主人公まひろの従者である乙丸を好演する、芸人、漫画家の矢部太郎もこの取り組みを続ける一人で、毎回彼が描くユニークで心温まる絵が反響を呼んでいる。矢部が、絵に込めた思いやこだわりを語った。

 大河ドラマへの出演は、2004年放送の「新選組!」(※阿比留鋭三郎役)以来となる矢部。本作で演じる乙丸は、主人公まひろが幼いころから共に過ごしてきた従者。自由奔放なまひろに振り回されることしばしばで、現左大臣・藤原道長(柄本佑)との深い仲を知る数少ない人物でもある。2日放送・第22回でまひろが越前守となった父・為時(岸谷五朗)に伴い越前に渡った際には、もちろん乙丸も同行した。16日放送・第24回ではまひろが乙丸に「お前はなぜ妻を持たないの?」と問う場面があり、乙丸は「あの時わたしは何もできませんでしたので」と、かつてまひろの母ちやは(国仲涼子)が藤原道兼(玉置玲央)に殺害された事件を思い返しながら、「せめて姫様だけはお守りしようと誓いました。それだけで日々精一杯でございます」と胸の内を明かした。

 矢部はそんな乙丸の胸中に「乙丸には為時様、まひろ様にずっと忠義の心があって、生活が苦しくなってどんどん従者が減っていく中でも残って。それはやっぱり御方様(ちやは)が亡くなってしまった時に、自分もその場にいながら一切役に立てなかったことへの贖罪の気持ちがずっとあるからだと思うんですよね。そうした中で、まひろ様には健やかに育ってほしい、幸せになってほしいなっていうことが、自分のことよりも優先なんじゃないかなと思います」と思いを巡らせる。

 そんな乙丸に、第25回では恋人ができた。きぬ(蔵下穂波)という海女だ。矢部自身、この展開には驚いたというがこの出会いも実はまひろのためにとった行動の延長線上にあるという。

 「本当にびっくりしましたね僕も。そんなことがあるのかと。その前には“姫様をお守りするだけで精一杯”みたいなことを言っていたのが、急に……。人間って面白いなって。でも、それも乙丸が姫様のためにウニを求めに行った先の出会いだったわけで。きっと姫様にいいウニを届けるためにきぬと仲良くお話していたんでしょうね。で、気がついたらなんか付き合っちゃったみたいな」

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