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「光る君へ」渡辺大知、“平安のF4”に「同窓会みたいになったら嬉しい」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年6月24日 5時2分

 役づくりを通じて書の奥深い世界に足を踏み入れた渡辺だが「こんなに書道の練習をしているのに、普段文字を書くことにおいては別にうまくなっていないんですよ(笑)。根本先生の書のモノマネがうまくなっただけで。そろそろ自分の字も上達していいんじゃないかと思っていますが、もしかしたら『光る君へ』の撮影が終わる頃に気づいたら“あれ。上手くなってる”なんてこともあるかも(笑)」

 大河ドラマに参加する俳優の醍醐味の一つが一人の人物を長い期間にわたって演じることだが、それは渡辺にとってかけがえのない時間となっているようだ。

 「行成という人物を演じるにあたって、今まで全く馴染みのなかった平安時代をすごく考えるようになったというか。それはすごく自分にとって豊かな時間で。結局一番大事なのはここなのかなっていう風に思いました。実際のことは見ることもできないし、どれだけ考えても正解にたどり着けないんですけど、その時代に流れていた風みたいなものを想像することで、役者として重要な体験をさせてもらえているなと思っています。それは長いスパンの作品だからこそ、できるのであって」と俳優としてのキャリアにおいて特別な時間を過ごしていることを明かしていた。(編集部・石井百合子)

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