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『仮面ライダーガッチャード』田崎竜太監督、劇場版で新たな試み ガヴ最速登場にも変化「情報量はいつもより多い」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月25日 7時3分

Q:本作で田崎監督が新たに挑戦したこと、目標として掲げていたことはありますか?

 「映適」(*日本映画制作適正化認定制度:「映像制作の持続的な発展に向けた取引ガイドライン」に基づき制作された“適正な作品”であることを認定する制度)マークをいただくことです。映適の第一号作品が映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』で、自分が映適ルールで映画を撮ることが始めてだったので、それは1つのチャレンジでした。映適は、予算や日数を増やして、休みながら仕事をして、健康な状態でいい映画を撮りましょうということを掲げているので、いかに効率よく映画を完成させるのかが挑戦的ではありました。

Q:本作では島根県でロケが行われ、出雲市や雲南市で撮影されたともお聞きしています。

 出雲市や雲南市での撮影もチャレンジでした。仮面ライダー映画にはあまり観光地が登場しないのですが、雲南市の菅谷たたら山内は、今回の撮影場所に含まれています。仮面ライダー映画に合う風景を両市から選ばせていただき、ロケ地として使わせていただきました。

Q:そのほか、製作面で挑戦的だったことはありますか?

 挑戦という意味では、プリキュア映画で見られるような、劇場の子供たちがキャラクターを応援する仕掛けを仮面ライダーでもやってみました。子供たちに「応援してほしい」ということを呼びかける、コール&レスポンスみたいなコーナーがあります。子供たちがどうやって声を出してくれるのか、今から楽しみです。ガッチャードは、高校生がたまたま力を手にしたことで変身した仮面ライダーなので、観客も「頑張れ」と声をかけたくなるんですよね。そういった点でも、本作で応援を取り入れたのは正しい選択肢だと思っています。

先輩ズに見せ場を作りたかった

Q:本作には新ライダー「仮面ライダーガヴ」が最速登場することも、すでに発表されています。ガヴの演出について、注目ポイントを言える範囲で教えてください。

 毎年イントロダクションとして新ライダーが登場しますが、ガヴに関しては、いつも以上にいろんなことが見られると思います。得られる情報量はいつもより多いです。「仮面ライダーガヴ」の撮影が例年より早めにスタートしており、映画の撮影に来た時はCGなどもかなり仕上がっている状態だったので、そういった部分もいろいろ盛り込まれていると思います。

Q:テレビシリーズも残り数話となりました。主演の本島さんをはじめとするキャスト陣の成長は、田崎監督にはどのように映っていますか?

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