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『キングダム』王騎の「ンフ」は台本になかった!佐藤信介監督が明かす

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年7月31日 6時2分

 「王騎が追い詰められてヤバい状況に陥った時、“久々ですねこの感覚、20年ぶり”みたいなことを言って笑うんですよね。『これは来たなあ!』という感じで、ニヤニヤしました。本当にいいものを見たなとか、いいものが撮れたという時はニヤニヤ。ゾクゾクしたり泣ける時は泣いていますね(笑)」

 そしてシリーズ4作を通して、最も思い入れ深い王騎のシーンを聞くと、王騎が敵将で宿敵のホウ煖(吉川晃司※ホウはまだれに龍)と一騎打ちをする前に初めて怒りを見せる最新作の場面をあげた。

 「なかなか怒らない王騎が怒った時は、この作品ならではのカットという感じがして印象深かった。そこはゾクッともしたし、今までの王騎はすべてこのためにあったようにも感じた。前作までの王騎は、ものすごい存在感と圧倒的パワーがあるとんでもないジョーカーで、いいタイミングで突然出てきて、邪魔して、目撃して、帰っていく遊撃的存在や神の視点的存在。だから、そういう存在として出てくる面白さを追求していましたが、その果てに担保されていたのが、今回描かれている王騎の運命。それは僕もすごく意識してやってきましたね」

 今作のためにやってきたという思いは、第1作からかかわってきた多くのスタッフとキャストに、共通認識としてあるようだ。企画立ち上げから8年以上かけてきたシリーズの熱い思いが詰まった集大成となっていることが窺えた。(取材・文:天本伸一郎)

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