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【完全ネタバレ】『デッドプール&ウルヴァリン』登場キャラの元ネタ、新概念の意味は?杉山すぴ豊&柳生玄十郎が解説

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月3日 11時37分

 杉山は「まず、(冒頭で)2018年とわざわざ出しているので、記憶は消されていません。それから、トム・ホランドの姿を隠してるマスクは、『アイアンマン2』のスターク・エキスポで少年が被っていたマスクで、その少年がMCUのピーター・パーカーだってことを表したのだと思います」と“大人の事情”で出演できなかったトムを間接的に表現するギミックだったと推測。柳生も「僕もそう思います。権利関係がいろいろとあったんだろうと思います」と杉山の予想に賛成した。

 また、ファヴローのカメオ出演でも盛り上がり、杉山は「ファヴローが出た時、最初は弁護士かなと思ったんです」とコメント。ファブローは、20世紀フォックスが製作した『デアデビル』で、主人公マット・マードックと弁護士事務所を立ち上げた相棒“フォギー”ことフランクリン・ネルソンを演じていた。

ファンの気づきから新発見!ナイスプールの正体

 この日特に盛り上がったのは、終盤に登場する「デッドプール軍団」の話題だ。レディ・デッドプール(声:ブレイク・ライヴリー)を筆頭に、キッドプール、ドッグプール、カウボーイプール(声:マシュー・マコノヒー)、ヘッドプール(声:ネイサン・フィリオン)といった個性的なデッドプールたちが一堂に会した。

 アメコミを熟知している柳生は、「見た目が明確に違うデッドプールは、原作にも存在します。ほぼデッドプールの格好をしている奴は、正直近くで見ないと判別がつきません」と解説。劇中で一際存在感を放つナイスプールについて、柳生が「ナイスプールは、映画オリジナルキャラクターです」と語ると、杉山も「顔が崩れていないので、ヒーリング・ファクター(自然治癒能力)は持っていないんです」と解説。さらに、柳生が「原作にも、他の世界にヒーリング・ファクターを持っていないデッドプールが存在するので、その設定からきていると思います」と補足し、二人の説明に納得するファンも見られた。

 ナイスプールについては、ライアンの顔がCGによって若返っているのではと考察されており、この日もライアンが米people誌が選ぶ“世界で最もセクシーな男”に輝いた、2010年頃の顔にそっくりという指摘が上がった。

 すると、女性ファンから「ナイスプールのクレジットが、ライアン・レイノルズではなくゴードン・レイノルズだった」という証言が。『デッドプール2』公開当時の2018年、ライアンは自身が生み出した架空の双子にインタビューするという動画を投稿しており、その双子の名前がゴードン・レイノルズだった。ファンの気づきに、杉山と柳生も驚いた表情を見せ、思わぬ新発見に会場からも拍手が起こった。

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