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「光る君へ」柄本佑、紫式部が道長の子を出産する展開に衝撃 「覚悟を感じた」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月18日 20時45分

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で平安貴族社会の最高権力者となる藤原道長を演じる柄本佑。昨年5月28日にクランクインしてから約1年と2か月の撮影を経た柄本が、主人公まひろ(紫式部/吉高)と道長の関係を振り返った。柄本は、道長にとってソウルメイトのような存在であるまひろについて「本気を出せる人っていうのかな。愛すること、憎むことにおいても中途半端、中間がない印象」と語っている。

 本作は、平安時代に1000年の時を超えるベストセラーとなった「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ)の生涯を、「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルともいわれる藤原道長との関係を交えてオリジナル脚本で描くストーリー。脚本を、社会現象になったドラマ「セカンドバージン」(2010)や吉高と柄本が共演したドラマ「知らなくていいコト」(2020)などの大石静が務める。

 もともと道長は、関白として権勢を振るった父・兼家(段田安則)やその跡を継いだ兄・道隆(井浦新)、道兼(玉置玲央)らと異なり、野心とは無縁のおっとりした性格。その彼が、今や左大臣・内覧として公卿のトップに立った。幼き三郎時代からは想像できない立身出世だが、柄本は「最初のころに感じていた、三郎としての、三男としての人間性みたいなところがより大事だなと思っています」という。

 「もちろん道長は政治のトップであり、いろいろと意見したり、時には謀をせねばならない立場にある。まひろとの「政によってこの国を変えていく」という約束を果たすためには(娘の)彰子(見上愛)を入内させたりとこれからどんどんそういったことになっていくんですけど、その一方で本来の道長と乖離した部分があらわれてきていると肌で感じていたりする。そうした時に、彼は今この地位にいるけれども、もともとはのんびりした三郎くんである。そういう人間性みたいなところは変わらないと思うし、(撮影で)最終章の入口に立った今、より意識するようになっていますかね」

 立場は変わろうとも人間性は変わらない道長。それは、身分差がありながら数奇な縁で結ばれてきたまひろへの愛も同様だ。離れようとしても離れられない。道長には倫子(黒木華)、明子(瀧内公美)の二人の妻がおり、まひろも父・為時(岸谷五朗)の友人である宣孝(佐々木蔵之介)と結婚。それでも互いへの愛は変わらず、7月14日放送・第27回では石山寺で再会して結ばれ、まひろが道長の子を身ごもった。史実にない衝撃的な展開に騒然となったが、柄本自身にも驚きはあったのか、それとも「やはり」という予感はあったのか。

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