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「光る君へ」吉高由里子、まひろと道長の第2章を語る 「彼の存在がこの世にいる理由」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月25日 20時45分

 その境地に至る描写として、前話・第31回では色とりどりの美しい和紙がまひろに舞い落ちてくる場面があった。まひろの“閃き”を表すかのような美しいシーンだが、吉高はこの瞬間を「ああこれで前半が終わるんだ、という気持ちになりました」と振り返る。

 「何時間でも撮っていたいぐらいで“終わっちゃうんだ”という一方で、“ここから第2章が始まるんだ”という気持ちにもなりました。おそらく第1回から31回までは、まひろの自宅の外での経験が『源氏物語』につながっていくまでの前書きだったんじゃないかなとも思うんです。大石先生が、『源氏物語』を読んでいない人にも“あれはこの人でこれはこの人なのかな”と楽しめるように種を蒔かれていたんじゃないかと。ここからその1つ1つが花を咲かせていくのかとか思うと、“なるほど。あのマダムめ”って(笑)。産みの苦しみを乗り越えてやってきたとおっしゃっていたので」

 そう第2章の始まりを肌で感じながら、「衣装もいる場所も変わりましたし、風景もガラッと変わったので、自分で用意せずとも第2章に押し出されたような感じがしましたね。最終回を撮り終えたとき、自分は何を考えるんだろう、何を思うんだろうなと、 わからない気持ちが込み上げてきたりもします」とこれからに思いを馳せていた。(編集部・石井百合子)

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