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「カクレンジャー」30年ぶり正統続編、真のテーマは“継承” 小川輝晃&広瀬仁美が語る忍者戦隊の未来【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月29日 10時30分

 東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信されている、「忍者戦隊カクレンジャー」(1994~1995)の30年ぶりとなる正統続編「忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編」。キャストが一から企画を練って誕生した同作には、カクレンジャーを後世へとつなげたい、5人の思いが込められている。オリジナルキャストの小川輝晃(サスケ/ニンジャレッド役)と広瀬仁美(鶴姫/ニンジャホワイト役)がインタビューに応じ、作品のテーマやカクレンジャーの未来について語った。(以下、本編のネタバレを含みます)

 30周年を迎えた「忍者戦隊カクレンジャー」は、妖怪封印の旅へと繰り出す5人の忍者たち(鶴姫、サスケ、セイカイ、サイゾウ、ジライヤ)の活躍を描いたスーパー戦隊シリーズ第18作。全53話のテレビシリーズは、第1話から第24話を「第一部」、第25話から最終話(第53話)までを「第二部・青春激闘編」とする二部構成のストーリー展開が特徴で、新作は「第三部・中年奮闘編」と銘打ち、テレビシリーズ“第54話”ともいえる物語がつづられた。

 忍者の末裔であるカクレンジャーは、24代目リーダーの鶴姫を筆頭に、妖怪封印の旅を続けてきた。テレビシリーズから30年、そんな5人も気がつけばアラフィフに突入。「第三部・中年奮闘編」の企画は、4~50代の5人が次の世代にカクレンジャーを継承することを目的として始動したという。

 「カクレンジャーの設定として、代々続く忍者の家系があり、24代目リーダーも先祖から受け継いだものです。この作品は、カクレンジャーを25代目に引き継いで終わるべきだというところから始まっています。僕たちはもういい歳なので『次に託そうよ』という気持ちです」(小川)

 25代目カクレンジャーを誰に継承するべきか? 各キャラクターたちの人生を熟考した結果、鶴姫の児童養護施設で育ち、5人と良好な関係を築く吾郎(大森元貴)が選ばれた。「大森くんに吾郎役としてお声がけして、『僕たちとしては(カクレンジャーを)譲りたいんです』という話をさせていただきました」と小川は明かす。

 人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」のボーカル&ギターを担当する大森は、本格的なドラマ出演は今回が初となった。広瀬は「今までお芝居したことがないと本人も言っていたのですが、撮影が始まったら『え、そうなの?』と思うくらい、違和感がなかったです」と大森の演技力の高さを絶賛する。

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