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鉄拳が25年「べらぼう」で大河ドラマ初出演 絵師・礒田湖龍斎役に「何か縁があるのかな」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月27日 13時0分

 横浜流星主演の2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の新たな出演者11名が27日にNHKより発表され、お笑い芸人、イラストレーターの鉄拳が大河ドラマ初出演を果たすことが明らかになった。演じるのは、吉原の遊女たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして注目を浴びる絵師の礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)。現在、湖龍斎の浮世絵を練習中だという。鉄拳のほか市原隼人、井之脇海、飯島直子、珠城りょう、徳井優、三浦りょう太(※「りょう」は、けものへんに寮のうかんむりなし)、前野朋哉、落合モトキ、宮尾俊太郎、花總まりの出演が決定し、飯島、珠城、三浦、落合、宮尾も大河初出演となる。

 大河ドラマ第64作となる本作は、喜多川歌麿(染谷将太)、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見出し、東洲斎写楽を世に送り出した“江戸の出版王”蔦屋重三郎(横浜)を主人公にしたストーリー。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が務める。

 鉄拳が演じる礒田湖龍斎は、蔦重(横浜)が企画して、西村屋与八(西村まさ彦)とともに出版した「雛形若菜初模様」の絵師。鉄拳は、初の大河ドラマ出演に「大河ドラマは特に戦国ものが好きで良く観ていました。あり得ない事ですが、自分が出演出来たらどうなるのか?と、よく想像をしていました。その大河から出演依頼をいただきとてもビックリしたと共に、こんな名誉な事はもう無いだろうと思い、出演を決めました。あと僕の役、礒田湖龍斎が絵師である事も、何か縁があるのかなと思いました。演技は自信がないですが、絵を描くのは得意なので、絵を描く姿の僕を見てもらいたいです。横浜流星さんとは一度ご挨拶をさせて頂いたのですが、礼儀正しく、そして何よりカッコよかったです。僕が帰る時も休憩中なのにわざわざご挨拶をしてくれました。ほとんどの方が初対面なので緊張します。他の方に迷惑をかけない様に、出来れば撮影は1人が良いです。でも皆さんとお話しはしたいー。僕は滑舌も悪いですし、演技も自信がないので、出来れば絵を描く所をよく見て頂きたいと思っています。そのために僕は今、湖龍斎の浮世絵を練習中です」とコメントを寄せている。

 市原は、当時吉原一の花魁といわれた瀬川(小芝風花)を1400両で身請けする盲目の大富豪・鳥山検校(とりやまけんぎょう)。井之脇は、平賀源内と共に「炭売り」をしながら長屋で暮らす浪人・新之助(しんのすけ)。飯島は、蔦重の義理の母で駿河屋の女将・ふじ。珠城は、女郎屋・松葉屋で禿や振袖新造の教育係「番頭新造」を務めるとよしま。徳井は、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)を助ける番頭・藤八(とうはち)。三浦は、鱗形屋孫兵衛の長男で跡取り息子の鱗形屋長兵衛(うろこがたやちょうべえ)。前野は、葛飾北斎の師匠で、当代一の役者絵師・勝川春章(かつかわしゅんしょう)。落合は、10代将軍・家治(眞島秀和)の弟で御三卿・清水家の初代当主・清水重好(しみずしげよし)。宮尾は、一橋家の家老となった田沼意次(渡辺謙)の甥・田沼意致(おきむね)。花總は、のちに松平定信となる賢丸(寺田心)を育てる宝蓮院(ほうれんいん)を演じる。

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