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山寺宏一、4時間超え特殊メイクでビートルジュースに変身!豪華声優が“全身吹替”に挑戦

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年8月28日 7時0分

 『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督最新作『ビートルジュース ビートルジュース』(9月27日全国公開)の日本語吹替版上映が決定し、全身でキャラクターになりきった、豪華声優陣による“全身吹替版予告”が公開された。ビートルジュースの声は山寺宏一が担当する。

 本作は、“人間怖がらせ屋”(バイオ・エクソシスト) を営む、死後の世界のお騒がせ者・ビートルジュースが巻き起こす騒動を描いた映画『ビートルジュース』(1988 )の35年後を描くホラーコメディ。前作に続いてマイケル・キートンがビートルジュースを演じ、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリア役、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディア役で再出演する。

 さらに、リディアの1人娘にして、ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまうヒロイン・アストリッド役でNetflixドラマ「ウェンズデー」のジェナ・オルテガ、物語のカギを握るビートルジュースの元妻・ドロレス役でモニカ・ベルッチが出演。そのほか、リディアの婚約者ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。

 そんな本作は、吹替版にも人気キャストが集結。ビートルジュース役の山寺宏一を筆頭に、坂本真綾(リディア役)、沢城みゆき(ドロレス役)、伊瀬茉莉也(アストリッド役)、小林千晃(ジェレミー役)、森川智之(ローリー役)、山路和弘(ウルフ役)、戸田恵子(デリア役)ら豪華声優がそろった。

 さらにこの8名は、声だけでなく、全身でティム・バートンの世界を体現。特殊メイクで、完璧にビートルジュースになりきった山寺は、事前に石膏で顔の型取りに4時間、当日の特殊メイクに4時間半という超大がかりな準備を経て“全身吹替”に挑み、お調子者のビートルジュースを、山寺らしい明るさをたずさえて怪しくも愉快な表情を見せた。

 リディアの奇抜なヘアスタイルでマイクに向かう坂本は、ヘアメイクと特殊メイクチームが共同作業でウィッグを作り、前髪の束感、跳ね具合をミリ単位の調整を重ねた。そばかすメイクでアストリッドになりきった伊瀬は、映画と同じひまわり柄の生地が市販されていなかったため同模様をゼロから起こして作られたワンピースをキュートに着こなす。

 デリア役の戸田は、赤髪のウィッグをさらにヘアカラーとカットで加工するこだわりよう。森川はトレードマークでもある前髪とメガネを封印した貴重なオールバック姿を披露。独特な形状の指輪は3Dプリンターを駆使して作られた。また山路は、側頭部が削げ落ちた“脳みそ丸出し男”・ウルフになるため事前に石膏で型取りを行い、特殊造形により作られた脳みそを4時間かけて頭に装着。そして、バラバラになった体をホッチキスでつなぎ合わせているドロレスを演じた沢城は、細部にわたる全身採寸で沢城のためだけに作られた、世界でただ一つの黒いウェディングドレスをまとい、額、頬、鎖骨まで這わせられたホッチキスがキラリと光るドロレスに見事に変身している。

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