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「極悪女王」で話題!ダンプ松本の仰天トリビア

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月4日 8時2分

 Netflixシリーズ「極悪女王」(世界独占配信中)で、ゆりやんレトリィバァが演じる稀代の悪役レスラー、ダンプ松本。本作の舞台となっている1980年代は、コンプラや●●ハラなどがほとんどない時代。当時アイドル的人気を博していたクラッシュ・ギャルズ(長与千種、ライオネス飛鳥)の敵役だったダンプ松本は日本中に憎まれる存在となり、今では考えられない壮絶な生活をリング外でも送っていた。その仰天エピソードを紹介します(※写真はすべて「極悪女王」より)。(石川友里恵)

ダンプ松本

短刀をリングに持ち込む

 本物のドス(短刀)をリング上に持ち込み、テレビ中継関係者に「銃刀法違反で捕まります」と泣きつかれた。

敗者髪切りデスマッチで番組打ち切りに

 1985年8月28日、大阪城ホールで行われた敗者髪切りデスマッチで長与千種が大流血し、丸刈りにされ、ダンプの凶器攻撃で陰惨なシーンが連続。関西で中継番組をレギュラー放送していた関西テレビ(現・カンテレ)に苦情が殺到して、急遽放送を打ち切り。月1の深夜枠から週1昼のレギュラー枠に昇格した直後だった。

24歳でマックス年収6,000万円、月給580万円

 ファイトマネーに加えてバラエティ番組やドラマ、CM、雑誌、レコードのほか、有名芸能人として多忙を極めた24歳のとき、年収は6,000万円に達した。最高月収は580万円。ダンプが勝利した敗者髪切りデスマッチ(1985年8月28日、大阪城ホール)。1試合のギャラは300万円だった。

サイン会に3,000人が殺到して中止に

 引退表明をしたあと、極悪同盟初のサイン会をデパートの屋上で行うことになったが、およそ3,000人が殺到。会場に入りきれなくなり、急きょ中止になるほどだった。

ストーカーに狙われる

 東京・下目黒の道場付近で、若い男性が電信柱の陰などに隠れながら極悪同盟のメンバーをストーキングしていた。その異常性を察知してメンバー自らが捕獲。容疑者は警察に連行された。容疑者は「隙があれば殺そうと思った」と自白した。

カミソリ入りの手紙が毎日届く

 毎日のように届けられたのは、カミソリ入りの手紙。どこから開封しても手をケガするように、四方にカミソリが仕込まれているほど緻密に設計されていた。

600人のファンが大型バスを揺らす

 1985年8月28日、大阪城ホールで行われた敗者髪切りデスマッチを終えたあと、興奮したおよそ600人のファンが移動用の大型バスを囲み、揺らし始めた。全日本女子プロレス興業のスタッフは、極悪同盟の宿泊先を急きょ変更し、ビジネスホテルからアップグレード。メンバーは、結果的に得をしたと喜んでいた。

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