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「光る君へ」惟規役・高杉真宙が最も思い出深いシーン 「姉上と賢子がシンクロした」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月13日 20時45分

 高杉にとって約1年半の撮影を共にしてきた姉・まひろ役の吉高は「今までお会いしてきた先輩方の中で1番だなと思うぐらいフランクな方。人を引きつける素敵な魅力がある」、父・為時役の岸谷は「超かっこいいお父さんでした。なのに、撮影の合間は面白おかしく話してくださるのもうれしかった」、そして登場人物の中でもとりわけ深い絆で結ばれていた乳母いと役の信川については「一緒にふざけられる母のような存在。ソウルメイトに近しい」とも。

 惟規の訃報を受け辞世の歌を読んだまひろは、賢子の胸で慟哭。これまで母を遠ざけていた賢子が共に惟規の死を悼むことで、寄り添うこととなった。愛すべき惟規のあっけない死へのロスは計り知れないが、残されたまひろ、為時、そして賢子らに残したいメッセージを問うと、「“頼む! ハッピーエンドであれ”と。本当に頼むって感じです」と家族の行く末をおもう高杉。「本当にバッドだけは見たくない。願わくは、姉上と父上のハッピーエンドが見たいですけど、史実もありますし、どうしたって避けられないこともあると思いますが、だからこそ、どんな時も子供に託さなければいけないこととかもあると思うんですよね。今後どうなっていくのかはわからないですけど、賢子が大変な思いをしなければいいなとおじさんの気分で願っています」と“家族”にエールを送った。(編集部・石井百合子)

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