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「無能の鷹」勘違いのループが巻き起こす“ミラクル”に爆笑&感動

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月19日 1時55分

 菜々緒主演のテレビ朝日系ドラマ「無能の鷹」(よる11:15~深夜0:15)の18日放送・第2話は、菜々緒演じる有能オーラが半端ないにもかかわらず圧倒的に無能な主人公・鷹野ツメ子のお人好しな上司・鳩山樹(井浦新)をメインにしたエピソードが展開。後半では鷹野の“ペン回し”に端を発するミラクルが巻き起こり、SNSでは爆笑と驚き、そしてなぜか感動の声であふれた(※ネタバレあり。第2話の詳細に触れています)。

 前話ではステープラーを留めることしかできず、同期の気弱な鶸田道人(ひわだ・みちと/塩野瑛久)をはじめとする職場の面々を絶句させていた鷹野。そんな鷹野の教育係を押し付けられていた鳩山が、今度はデータ入力に挑戦。手取り足取り、ゆっくりと鷹野への指導を開始するも、鷹野はマウス、クリックといった常識的な用語もわからず、鳩山は「マウス=カメムシみたいなメカ」「ダブルクリック=カチカチッ」「Enterキー=変な形のキー」と“鷹野仕様”の説明で奮闘。一方で、妻(真飛聖)は「優しさを安売りしすぎ」「いい人っていうか、都合のいい人になってない?」と疑問を呈した。

~以下、第2話のネタバレを含みます~

 ストレスを溜めるあまり頭痛に襲われ、医師からも「かなりのストレス」と診断される鳩山。一方で、鷹野と言えば“ペン回し”に執着するようになり、部長の朱雀(高橋克実)は気が散ると「緊急作戦会議」まで開くほどだったが、終盤のここ一番という場で“ペン回し”の伏線が回収されることに。

 同期の鴫石郁(安藤玉恵)から受けた「優しくするだけじゃ人は育たない」のアドバイスを肝に銘じた鳩山は、何かを決心したかのように鶸田と鷹野を外注先への打ち合わせに同行。鳩山は有言実行とばかりに鶸田と鷹野に打ち合わせを一任。カタカナ英語を連発する若き社長・鬼頭(落合モトキ)は「これはアベイラブルなときにオルタナティブとしてジャストアイデアでドラスティックなスキームを作ったところ…」とまくしたて、鶸田は唖然。すると鷹野は「いま、ドラなんと?」と聞き返し、鬼頭は「ドラスティック…思い切ったという意味…」と説明。鷹野は「Ah!Drastic!」となぜか英語で復唱し、なぜか発音だけは良かったため鬼頭は鷹野を帰国子女と勘違い。

 「で、いまこのプロジェクトはペンディング中なんですが…」(鬼頭)、「ペン…?」(鷹野)、「ペンディング。保留という意味で使って…」(鬼頭)、「Oh,Pending」と続き、鬼頭はことあるごとに話の腰を折る鷹野に辟易。しかし、鬼頭は“学んだ”のか次第に横文字を使わなくなり、そんな鬼頭に鷹野は何を思ったのか「ぜひ英語でお続けください」と一言。それで元の通り横文字連発になると、またしても同じことの繰り返しになり、鬼頭は水を飲ませてほしいと言い出し完全に余裕を失った様子。

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