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松下洸平、「光る君へ」周明はまひろを愛していたのか?大河初出演で挑んだオリジナルキャラは「異質さ」がキーに

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月8日 20時45分

 あらためて、周明というオリジナルキャラクターが本作で担った役割を問うと、「異質な存在」であることが重要だったという。

 「頂いた台本を演じるので本当に精一杯ではありましたが、最終的には窮地に立たされたまひろを救う存在であれたらとは思います。彼自身も救われたから。不思議な関係ですよね、まひろと周明って。会った回数で言えば数えられるほどではあるんですけど、大切なタイミングで救われたり救ったりしていた仲で。周明ってある種、異質な存在だと思うんです。刀伊の入寇という実際に起きた事件を反映した台本にはなっているけど、周明は当時いなかった人で、どこか浮世離れした部分もあって。そこが周明の面白さであってほしいとも思います。史実に関心を持たれる方も多くいらっしゃると思うんですけど、そこにふっと現れる本当にいたのかいなかったのかわからないような、もしかしたら幻だったんじゃないかぐらい、ある種ファンタジックな存在としていることで、作品全体の1個のカラーとして誰にも似ない新しい色として、この作品が色づいていく中の一つになればいいなと思いました」

 最後に、本作で大河ドラマ初出演を果たした心境について「大河ドラマを初めてやらせていただいて、限られた出演ではありましたし、関わる人数も少なかったですが、吉高さんの頑張る姿を見ていて、1年半をかけて一つの役をやりきるというのは俳優にとってすごく大きなことなんだろうなっていうのは、今回現場に入らせてもらって感じたことで、“いつか自分も”と思うようになりました。時代劇の経験はまだ少なく、知識もあまりないので、あらためて勉強しなきゃいけないなとも思いました。知っていないとできないことばかりで、決して何となくじゃ務まらない現場だなと。もう少し力を蓄えて、いつか自分も1年半かけてやれる役に巡り合えたらいいなと。また大きな目標をいただきましたし、頑張らなきゃなと思いました」と語り、決意を新たに。

 そして、最終回までの展開に「最終回の台本を読んでないのでこの物語がどう終わるのかはわからないんですけど、周明が亡くなってからまひろが周明のことをひきずる描写もあるので、まひろにとっては大きな存在だったのかなと。何度も大切な人の死を目の前で見てきた上に周明まで失い、そんな彼女が最後に何を選び、何を話すのか。いち視聴者としてすごく楽しみです」と目を輝かせていた。(編集部・石井百合子)

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