「光る君へ」倫子はいつからまひろと道長の関係に気づいていたのか?黒木華、大河で3度目の妻役振り返る
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月8日 20時45分
吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で、平安の貴族社会において最高の権力者として名を残した藤原道長(柄本佑)の嫡妻・源倫子を演じる黒木華が、倫子の生きざま、そして夫・道長との関係を振り返った。放送回を重ねるごとに視聴者の間で話題になっていたのが、倫子は主人公・まひろ(紫式部/吉高)と道長の秘めた関係にいつから気づいているのか? という疑問。黒木は、道長がまひろに向けるまなざしに「好きが溢れ出ていますよね。倫子とは全然違う」と語る。
本作は、平安時代に、のちに1000年の時を超えるベストセラーとなる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を、大河ドラマ「功名が辻」(2006)や、社会現象になったドラマ「セカンドバージン」(2010)や吉高と柄本が出演したドラマ「知らなくていいコト」(2020・日本テレビ系)などラブストーリーの名手としても知られる大石静のオリジナル脚本で描くストーリー。黒木にとって、大河ドラマへの出演は3度目。くしくも「真田丸」(2016)でも真田信繁(堺雅人)の、「西郷どん」(2018)でも西郷隆盛(西郷吉之助/鈴木亮平)の妻を演じている。
黒木演じる源倫子は、左大臣・源雅信(益岡徹)の娘で、宇多天皇のひ孫。裕福な家で伸び伸びと育った。倫子といえば高貴な出自を表すような独特な笑い方が特徴。大石の書いた台本には「おほほほほ」と書かれていたが、黒木はチーフ演出の中島由貴と話し合ったうえでニュアンスを調整したという。
「最初に監督に“おほほほほって言った方がいいですか?”と確認させていただいたところ“ちょっとやりすぎかもしれないですね”という話になったので、“普通に笑いますね”と。“ふふふふふ”みたいな感じになりました。心から笑っていることもあれば、場を和ませるための場合もあります。楽しくないのに笑う時もありましたし、便利ですよね(笑)」
道長には他に想いを寄せる女性がいることに気づいてからも、そんな笑みで場をやり過ごしてきた倫子だが、第36回では露骨に表情を曇らせる場面があった。倫子と道長の娘で中宮・彰子(見上愛)の皇子である敦成親王の誕生から50日目に行われた「五十日(いか)の儀」の後のこと。道長が開いた祝宴で、道長は倫子の目の前でまひろと歌を交わし、二人の息の合った様子を目の当たりにした倫子はその場を去った。黒木はこの時の倫子の心境をこう振り返る。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
『光る君へ』太閤・藤原道長(柄本佑)の最期に視聴者最注目 最終話画面注視データを分析
マイナビニュース / 2024年12月19日 10時29分
-
吉高由里子“まひろ”が紡ぐ最後の物語に「涙が止まりませんでした」…「光る君へ」最終回
cinemacafe.net / 2024年12月16日 0時5分
-
「成し遂げたことも多いけど、大切なものが最後まで手に入らなかった人生」道長の嫡妻・倫子を演じきった黒木華に聞く【君かたり】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月15日 21時15分
-
「光る君へ」最終回 道長(柄本佑)の最期と正妻・倫子(黒木華)の計らいに感動の声「すごい覚悟」
モデルプレス / 2024年12月15日 21時2分
-
【「光る君へ」吉高由里子インタビュー後編】柄本佑の剃髪シーン撮影見届けた理由「本当に佑くんが道長で良かった」クランクアップの号泣秘話
モデルプレス / 2024年12月14日 7時0分
ランキング
-
1《中居正広9000万円トラブルに新展開》20代女性は“フジテレビ有名女性アナ”に被害報告をしていた
文春オンライン / 2025年1月7日 16時0分
-
2SNSを駆けめぐる吉沢亮の“酒グセ”動画…高級マンション隣室侵入、トイレ無断拝借でビールCM契約解除→違約金も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 17時3分
-
3パワハラ疑惑で自身もピンチの橋本環奈がNHK紅白歌合戦を救った!「アンチ」も「重圧」もガハハと笑い飛ばす
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 9時26分
-
4「なんだこの尊い夫婦は」賀来賢人&榮倉奈々、愉快な夫婦ショットに「お腹に3人目?!」「愛しい」反響
オールアバウト / 2025年1月7日 12時15分
-
5「吉沢亮まで…」吉沢、高畑裕太、小出恵介、木下ほうか出演の“呪われたドラマ”は永久お蔵入りか
週刊女性PRIME / 2025年1月7日 18時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください