1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

「光る君へ」倫子はいつからまひろと道長の関係に気づいていたのか?黒木華、大河で3度目の妻役振り返る

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月8日 20時45分

 「気にはしていたと思います。めっちゃ見ているので(笑)。バレバレだぞっていう……。倫子からすると“好きなのはわかるけど、わざわざみんなが見ているところで……”みたいな気持ちだったんじゃないかと。(娘の)彰子の立場もありますし、そんなあからさまにね……。左大臣なんだからっていうところがあったと思います。なので道長が『この世をば……』を詠んだ時も“頼むから変なことをしてくれるなよ”っていう気持ちと、“またなんかやってる!”みたいな気持ちでした」

 果たして、倫子はいつまひろと道長の関係に気づいていたのか? と聞くと、こんな答えが返ってきた。

 「(第36回で)道長が歌を返しちゃったところではもう“あーあ……”と思っていると思うので、それより前に気づいていたんじゃないかという気がします。道長がまひろにたくさん贈り物をしたりしているので怪しんだんじゃないかって。まひろも(彰子の女房として)同じ家(土御門殿)にいるので、きっとそういう話は耳にしていたでしょうし、薄々気づいていたんじゃないかと思います」

 第43回では、倫子が道長に心から愛する女性がいると疑い、苦しんだこともあったが今では気に留めていないといい「彰子が皇子を産み、その子が東宮となり、帝になられるやもしれぬのでございますよ。私の悩みなど吹き飛ぶぐらいのことを殿がしてくださった」と吹っ切れた様子だった。しかし、第45回でまひろが大宰府に旅立ったのち、道長が出家を決意すると、倫子は「藤式部がいなくなったからですの?」とまひろの存在に触れた。

 少女時代からの友人でもあったまひろが道長の想い人であることに、「(倫子は)あまりいい思いはしないと思いますけどね」と黒木。「自分より身分も低いですし、いろいろ考えちゃいますよね。まひろには歌の才能だったり、自分にないものがあるとはわかっているので、友達のような時間があったぶん、辛いとは思いますかね」と想像を巡らせ、「出家してしまうぐらいのっていうことに、すごく傷ついたと思います」とも。

 そんな倫子が、8日放送・第47回のラストでは、ついにまひろに「それで……あなたと殿はいつからなの? 私が気づいていないとでも思っていた?」とストレートに言葉をぶつけた。

 「“今なんだ……”って思いました。私の中ではもう終わっていることというか、セリフにもあったように、自分の娘たちを入内させて帝を出して、やれることはやれたと思うんですよね。道長にそのことを感謝もしているし。なので、最初に台本を読んだ時は、倫子の中では解決できているのかなと。平安時代ですし、(まひろと道長の)そういう関係があったとしても、それを乗り越えられるほど夫婦として、パートナーとして何かを越えられたと。そうしたところの塩梅は、監督とも相談しながらやらせていただきました」

 それでも黒木は「倫子はずっと道長のことを愛してはいると思うんですよね」と言い切る。

 「だからこそ、そばで支えてきたし、他の女性の影があろうとも嫡妻としてのプライドだったり、 母としての務めを全うすることに重きを置いて生きていけたんだと思います。子供たちが大きくなったら二人で過ごしたいと思うほど、倫子にとって道長の存在は当たり前にすごく大きいと思うので。でも最後の最後に……。娘(彰子)もまひろのことを尊敬しているし、そういうことも含めて、モヤッとドロッとしたものが出てきてしまうんだろうなとは思います」

 最終回へと持ち越された倫子とまひろの修羅場は、どのように着地するのか……? 視聴者が長きにわたって恐る恐る待ち望んでいた瞬間がついに訪れようとしている。(編集部・石井百合子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください