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吉高由里子、松下洸平と3年ぶり共演 「次はどんな役で一緒になるかなと話したりも」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年12月14日 13時50分

 大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で主人公・紫式部(まひろ)を演じた吉高由里子が、2021年放送のドラマ「最愛」以来、約3年ぶりとなる松下洸平との共演を振り返った。

 平安時代に、のちに1000年の時を超えるベストセラーとなる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を、大河ドラマ「功名が辻」(2006)や、吉高主演のドラマ「知らなくていいコト」(2020・日本テレビ系)などラブストーリーの名手としても知られる大石静のオリジナル脚本で描いた本作。松下が演じるのは、まひろが父・為時(岸谷五朗)と共に赴いた越前で出会った宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)。5月26日放送・第21回で初登場。日本(対馬)で生まれながら口減らしのために父親に海に捨てられ、宋の船に拾われると牛や馬のように働かされ、命からがら逃げ出した過酷な過去をもつ。まひろは異国で育った周明に興味を抱き、周明はまひろに宋のことばを教え、二人は親しくなっていく。

 吉高は、周明について「まひろは、彼にどこか自分と似ている部分もあるんじゃないかと感じていたと思います。まひろも為時邸で自分の居場所がないと苦しんでいた時がありましたし、複雑な出自の周明の寄る辺のなさに寄り添いたいと思い、惹かれていった。友情なのか恋心なのか。似た者同士が惹かれ合った部分があったんじゃないかなと思っていました」と話す。

 恋愛に発展しそうなまひろと周明だったが、彼には密命があった。周明は、まひろが左大臣・道長(柄本佑)と深い仲であることを知ると、日本と宋の交易を実現しようとする宋の商人・朱仁聡(ヂュレンツォン/浩歌<ハオゴー>)のためにまひろを利用することを画策。まひろに脅迫まがいの行為に出たことで二人は決別するが、11月24日放送・第45回のラストで、大宰府に赴いたまひろが20年ぶりに彼と再会する。

 第24回(6月16日放送)以来、約5か月ぶりとなる周明の再登場に、吉高は「長年この業界にいると意地の悪いことを考えてしまうもので、あのまま洸平くんがフェードアウトするわけがないと思っていました(笑)」と率直な思いを吐露。

 周明と20年ぶりに再会したころ、まひろは50代。「源氏物語」を書き終え、長年惹かれ合っていた道長に別れを告げ、生きる意味を見失っていた。一方、周明はかつてまひろを裏切ったことの罪悪感を抱えており、傷心のまひろを「まだ命はあるんだ。これから違う生き方だってできる」と励ます。二人の間に再び親密な空気が生まれていくが、まひろが亡き友・さわ(野村麻純)がかつて暮らした松浦(まつら)に旅立とうとした際、異国の勢力が九州に襲来し、周明はまひろを助けて命を落としてしまう。

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