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松村北斗、29歳と45歳を演じ分け 脚本・坂元裕二「お芝居の力はすごいなと」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月13日 20時57分

 SixTONESの松村北斗が13日、都内で行われた映画『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇し、本作で夫婦役を演じた松たか子との初共演や撮影の裏側を語った。

 本作は、結婚して十五年目に夫を亡くした硯(すずり)カンナ(松たか子)が、タイムトラベルによって自分と出会う前の夫・駈(かける/松村北斗)と再び恋に落ち、彼を事故死から救おうとする物語。脚本をドラマ「カルテット」や映画『花束みたいな恋をした』『怪物』などの坂元裕二が担当し、TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」、映画『ラストマイル』、『グランメゾン・パリ』(公開中)などの塚原あゆ子監督がメガホンをとった

 松は本作で夫婦役を演じた松村について、「『初めて関わった』というより『知った』『出会った』という感じでした」とユーモア溢れる表現で初見の印象を振り返り、松村は「他の場所で僕の印象を聞かれて『僕の輪郭がはっきりしてる』ってそればかり言ってましたよね」と照れ臭そうにツッコミを入れる。松は「うまく伝わるかわからないんですけど、その表現が一番しっくりくるんです。思ったよりシルエットがちゃんと見える方という意味です」とその言葉の意図を説明する。

 松村は松の印象について「会う前は芸能人、松たか子という感じでした」と前置きしつつ、「でも、会ってみると初対面から今日まで話し方、距離感の変わらない方という印象を持ちました」と紹介。「ずっと前から僕のことを知っていたかのように振舞ってくださって嬉しかったです」と好印象を抱いたことを明かした。

 また、松村は本作で29歳と45歳を演じ分けてもいるが、その年齢差を表現する演技を加工やCGに頼らず演じ切れていたことに対して、坂元が「お芝居の力はすごいなと思った。CGを超えたものを見せてもらえた気がしました」と賛辞を送る一幕も。

 松村はこの演じ分けについて聞かれると、「試写で見たときに塚原さんが(45歳の自分に)加工で声を下げてくれているのかなと思ったんです。塚原さんに聞いてみたら『いや、演じた時の声のままですよ』って。肉じゅばんで体を太らせていたんですけど、声が響いていたのかもしれないです。松さんや塚原さんの助けもあって、自分が気づかないうちに(要求される)40歳の演技にたどり着けていたのかなって思いました」と嬉しそうに振り返った。

 また、松村は本作に「客観視が難しい作品でした。2時間の長さを全く感じない映画になりました」と手応えを感じたといい、「たくさんのメッセージの詰まった見応えのある作品だと思います。観る人を疲れさせない稀有な作品だと思いました」と胸を張っていた。

 イベントには松、松村のほか共演者の吉岡里帆、森七菜、脚本家の坂元裕二、山田兼司プロデューサーも登壇した。(取材・文:名鹿祥史)

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