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坂口健太郎、天才棋士役で渡辺謙と初共演!映画『盤上の向日葵』10月公開決定

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月15日 7時0分

 「孤狼の血」シリーズなど数々の作品が映像化されている作家・柚月裕子による同名小説を実写化した映画『盤上の向日葵』が10月31日に公開されることが決定し、主演を坂口健太郎が務め、渡辺謙と初共演を果たすことが発表された。また併せて、ティザービジュアルと超特報映像も公開された。

 本作は、過酷な運命を背負って棋士の頂点を目指した青年の半生をあぶり出し、生きる意味を問いかける本格ヒューマンミステリー。突如将棋界に現れプロ棋士たちを圧倒し、一躍時の人となったた異色の天才棋士・上条桂介を坂口が、賭け将棋の世界で圧倒的な実力を持ち、上条に大きな影響を与える男・東明重慶を渡辺が演じる。監督・脚本を、『君に届け』『ユリゴコロ』などの熊澤尚人が務める。

 主演の坂口は、本作について「年齢を重ねて、自分の見え方が多少なりとも変わってきたんだなということをあらためて確信した作品です」とコメント。渡辺との初共演については「相手の役を考えた上で自分の芝居をする。現場でいろんな会話をして試しながら、桂介と東明という二つの役を、二つの関係性を(渡辺謙さんと)一緒に作り上げていった感覚がありました」と感想を述べた。

 一方、渡辺は坂口について「坂口君は、真っ直ぐです。彼の演じる桂介も様々な困難な生い立ちの中、懸命に真っ直ぐに生きていきます。でも東明にあってしまい、将棋の奥深さと勝利への執念に目覚めます。それは坂口君自身が悩み苦しむのに似ています。おそらく、今作で彼の違う一面が見られる事でしょう」と語った。

 公開された超特報映像は、決然とした表情で歩く桂介の姿から始まる。警察車両が事件の発覚を伝え、将棋の駒、新人王戦トーナメントの会場風景がその事件と将棋界との関わりを示唆する。そこに、突如として「命を張った真剣勝負、見たくねえのかって聞いてんだよ」と暗闇から挑発する男・東明の姿が。映像は、鋭い眼光でにらみつける東明と怯えるかのように呼吸を荒げる桂介の対峙で締めくくられており、二人の間に一体何があったのか、はたまた向日葵が意味するものとは、壮大で濃密なドラマへの期待が膨らむ内容となっている。

 また、併せて公開されたティザービジュアルは、行くべき道を見つめるかのように正面を見据える桂介と我が道を行く東明の対照的な姿、そして二人の周りを埋め尽くすかのように一面に咲き誇る向日葵畑が印象的な1枚となっている。(高橋理久)

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