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日曜劇場「御上先生」奥平大兼、松坂桃李と第1話から「バチバチと対峙」気さくな人柄に感謝

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月14日 19時0分

「高校生に戻ったかのよう」

ーー松坂さんの印象や、お芝居をしてみて感じたことはありますか?

松坂さんはとても気さくな方です。第1話からバチバチと対峙をするシーンがあるので、最初は距離を置かれるのかなと思っていたのですが、まったくそんな素振りもなくラフに話しかけてくれました。松坂さんのお人柄のお陰で、ガチガチに緊張することなくお芝居に臨めています。松坂さんって、難しくて長いセリフでも全然噛まないんです。テストはもちろん、本番ではより一層パワーを感じますし、神崎がいろいろなことを受け止められるように演じてくださるので、それで僕のお芝居が変化することも。1対1のシーンでは、そういったことを肌で感じながらお芝居できるのがとても楽しいです。

ーーそんな松坂さん率いる撮影現場の雰囲気は?

同世代の俳優がたくさん集まっているので、ワイワイしながら楽しく撮影していて、本当のクラスメイトのような感覚になれています。ある程度の年齢差はありますが、みんなもうタメ口で話すようにもなってきました。高校生に戻ったかのようなくだらない話も飛び交って、これは“学園モノならでは”だなと。松坂さんも本当の先生のように見守ってくださっていて、時折会話に混ざってくださることもあるんです。

クラスのシーンではセリフをしゃべるのが1人だったとしても、リアクションのお芝居があるので、みんな教室に集まっていなければなりません。自分のシーンがないときに、集中力を持続させる大切さは、僕も前回の学園ドラマで学びましたし、僕に限らずみんなも奮闘していると思います。

ーー本作ならではの撮影現場のエピソードを教えてください。

お菓子が異常なスピードでなくなりますね(笑)。あとは、それぞれキャストの皆さんがオフショットを撮っていてみんなに共有してくれるのですが、ものすごい量で。映画撮影の1か月で撮るオフショットの枚数に1日で達してしまうほどなので、自分が写っている写真を見つけるのも大変です!(笑)

令和の高校生像と社会のリアルを描く

ーー奥平さんが思う学園ドラマの楽しみは?

学園ドラマは、これから活躍していくであろう俳優たちを見られる貴重な作品だと思います。歴代の作品にも素晴らしい学園ドラマがたくさんありますが、そこから活躍の場を広げてきた俳優さんもたくさんいらっしゃいます。みんなが仲の良い撮影現場ではありますが、同世代をいい意味で意識できますし、役者として改めて頑張ろうと思える環境。もしかしたら本作が誰かの出世作になるかもしれません。そして、大人の皆さんや僕が経験した高校時代とも違う、“令和の高校生”が描かれている作品を通して、今の高校生がどういうふうに、何を感じているのかを見ていただけるのは、学園ドラマの醍醐味でもあると思います。

ーー“官僚教師”という特殊な先生がやってくる、本作ならではの見どころは?

普通に生活していたら触れる機会がない話や、政治的なトピックも出てくるので、そうしたテーマについて理解を深めるきっかけにもなる作品です。本作を見ることでそれぞれの実生活での意識が変わり、世の中が少しでもいい方向に変わったらすてきだなと思います。
このストーリーを0から1にするスタッフ・キャストの皆さんの熱を、ぜひ受け取っていただけたらうれしいです!

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