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『夜明けのすべて』が日本映画大賞!河合優実&横浜流星が主演俳優賞!第79回毎日映画コンクール受賞作品&受賞者決定

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月17日 6時0分

 「第79回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定し、日本映画大賞に三宅唱監督、松村北斗(SixTONES)と上白石萌音主演による『夜明けのすべて』が輝いた。同作は監督賞(三宅唱)、TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・日本映画部門も受賞し、最多3冠となった。主演俳優賞は、河合優実が『あんのこと』『ナミビアの砂漠』の2作品で、横浜流星が『正体』で受賞した。

 毎日映画コンクールは 1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわっている。

 日本映画大賞を受賞した『夜明けのすべて』は、『そして、バトンは渡された』などで知られる瀬尾まいこの同名小説を映画化。瀬尾のパニック障害の経験をモチーフに、月に一度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石萌音)と、パニック障害を患う同僚の山添孝俊(松村北斗)が、友達でも恋人でもない絆を育んでいくストーリーで、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村と上白石の再共演も話題を呼んだ。

 主演俳優賞に輝いた河合優実は、昨年1月期放送のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」で注目を浴び、同年6月公開の主演声優を務めたアニメーション映画『ルックバック』が大ヒット。昨年11月に授賞式が行われた「第16回TAMA映画賞」で最優秀女優賞(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)を受賞した。横浜流星は、昨年末に授賞式が行われた「第49回報知映画賞」でも『正体』の演技で主演男優賞を受賞。現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」では大河ドラマ初出演にして主演に抜擢され、話題を呼んでいる。

 贈呈式は、2月13日にめぐろパーシモンホール(東京・目黒区)で行われる予定。受賞結果一覧は下記の通り。(編集部・石井百合子)

第79回毎日映画コンクール受賞結果

日本映画大賞:『夜明けのすべて』(三宅唱監督)
外国映画ベストワン賞:『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督)
主演俳優賞:河合優実『あんのこと』『ナミビアの砂漠』
主演俳優賞:横浜流星『正体』
助演俳優賞:池松壮亮『ぼくのお日さま』
助演俳優賞:カルーセル麻紀『一月の声に歓びを刻め』
スポニチグランプリ新人賞:越山敬達『ぼくのお日さま』
監督賞:三宅唱『夜明けのすべて』
脚本賞:濱口竜介『悪は存在しない』
撮影賞:池田直矢『十一人の賊軍』
美術賞:林田裕至『箱男』
音楽賞:石橋英子『悪は存在しない』
録音賞:浦田和治『十一人の賊軍』
大藤信郎賞:『私は、私と、私が、私を、』(伊藤里菜監督)
ドキュメンタリー映画賞: 『映画 〇月〇日、区長になる女。』(ペヤンヌマキ監督)
TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・日本映画部門:『夜明けのすべて』
TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・外国映画部門:『インサイド・ヘッド2』

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