1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

「相棒」パジャマ姿の右京vs巧妙詐欺師集団 変化球な推理劇に反響【ネタバレあり】

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月23日 14時14分

 22日、ドラマ「相棒season23」(テレビ朝日系)の第12話「細かいことが気になる患者」が放送された。検査入院中の杉下右京(水谷豊)が、病院を乗っ取ろうとする詐欺集団に気づき、それを阻止しようとする物語。亀山薫(寺脇康文)らを実働隊にした“安楽椅子探偵”のテイストもあり、「珍しく殺人事件ではなく詐欺事件だ」「詐欺師の巧みな手口に、右京さんの緻密な推理が光ってた!」「今回も右京に痺れた」とちょっとした変化球と安定の推理劇に、SNSは盛り上がっていた。(以下、第12話のネタバレを含みます)

 右京は異常に細かい脳波が常態化しており、非常に稀なサンプルだということで、検査入院をすることになった。看護師の中澤良子(林田麻里)は、病院長の寺田昌己(山口粧太)は経営が下手だと愚痴っており、そのために寺田はコンサルタントを名乗るライリー・櫻井(岩谷健司)、弁護士の有澤一郎(内村遥)、元劇団員の高橋理沙(橘さり)、元ベンチャー企業社長の岡村直人(飯山裕太)らの提案に乗り気だ。だが右京は、彼らの時計や日焼け跡など細かい矛盾が気になり、薫に「ひとつお願いしてもいいですか?」と言うと、薫は「はいはいはいはい、なんでしょう!」とノリノリだ。

 薫は、エンジェル投資家の白鳥を名乗っていた飯窪郡治(三田村賢二)に接触。とても資産家とは思えない生活だと掴むが、美和子(鈴木砂羽)の調査では、ライリーの会社は登記やサイトの情報に怪しいところはないという。右京は「本当と嘘を混ぜると、何が本当で嘘かわからなくなります」とライリーの巧妙さを察する。

 ライリーのスーツがイギリスの老舗スーツメーカーのものだと確認する右京。「細かいことが気になるのが」と右京が言うと「あなたの悪い癖ですね」とライリーが返し、「よくご存じで」と薫。そのスーツは『素晴らしき嘘つき野郎』という古い映画で主人公の詐欺師が着ていたもので、ライリーは取り扱いのある老舗テーラーの上客だった。

 ライリーは、経営再建のためにと有澤らを理事に仕立て、さらに医師の土居にふんした小林圭介(管勇毅)を理事長にし、寺田を解任する。右京は患者として病院に残って調査を続けるという。薫は角田課長(山西惇)、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)を病室に引き入れ、協力を要請。「僕らはお見舞いに来ただけ」という芹沢を、薫は「そんなこと言わないの。警視庁一、頼りになるトリオじゃないですか」とおだてる。伊丹は「おべんちゃらぬかしてんじゃねえよ」と反発しながら、右京の話を補足した。角田が右京に「安楽椅子探偵気取りかよ」と言うと、右京は「うまいことおっしゃる」と返した。巧妙なレギュラー陣の会話に「テンポいいなあ」「楽しい!」と声が上がっていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください