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ぐんぴぃ&菅井友香、初映画で学んだ“馬鹿になる勇気” 異色のご当地映画『怪獣ヤロウ!』が描く大人の青春

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月24日 7時30分

「ちゃんとするな」ベテランの助言

 そんな本作には、手塚とおる、三戸なつめ、田中要次、麿赤兒、清水ミチコなど個性豊かな実力派がズラリ。撮影現場では、ベテラン俳優たちとの交流も大きな学びとなったという。

 「手塚とおるさんがめっちゃふざけるんですよ。怖い感じの役でくるのかと思いきや、アドリブで大はしゃぎしていて。最初は驚きましたけど、『こんなに楽しんでいいんだ!』って。八木監督も『もっとはっちゃけちゃっていいです』って言ってくれて、僕もそうですけど、菅井さんも普段見られない一面を見せてくれて。映画に出てくれただけでも感謝感激雨あられという感じだったので、本当に嬉しかったですね」(ぐんぴぃ)

 菅井も、この経験を通じて自分の殻を破ることができたと語る。「(グループ時代から)ずっと応援してくださっている皆さんにも見せたことがないようなことに挑戦させていただきました。関市であんなに叫ばせていただくことになるとは(笑)。当日は覚悟を決めて臨みましたが、撮影に入ると『もっとできる』と思えて、どんどん自分のなかの壁が崩れていくような感覚でした」

 手塚からの「ちゃんとしなくていい」という言葉も印象的だったという。「手塚さんには本当にすごく学ばせていただきました。 『ちゃんとしたものは誰も見ないから、ちゃんとしなくていいんだよ』っていう言葉をいただいて。僕も菅井さんも、ちょっと食らってしまいました(笑)。下手に取り繕うのではなくて、そういうところも見せられる勇気を持とうって思わされましたね」(ぐんぴぃ)

 「刺さりましたね。『電車に駆け込む人たちの顔とか見てみなよ。ギリギリのすごい顔してるから。人間なんてそんなもんなんだよ』って。私は自分が欠点だらけの人間だなって思っているんですが、最近、“欠けているものも掛け替えのないもの”だって考えるようになって。完璧じゃないけど、そういう面も出していこうと思えました」(菅井)

 「麿赤兒さんもすっごく怖い見た目なのに、とんでもなく優しい気遣いの方で。渋い声で『コント、見させていただきました……大層笑いましたよ』とか、『その写真、エアドロ(AirDrop)で送ってください』とか話しかけてくださって(笑)。でも本番ではピンと張り詰めた演技をされていて、本当に勉強になりました」(ぐんぴぃ)

馬鹿になって夢を追え!

 山田の怪獣熱は次第に周囲に伝染し、関市に大騒動を巻き起こす。そんな『怪獣ヤロウ!』のテーマの一つが「大人がやる馬鹿」を肯定することだ。ぐんぴぃはその魅力を次のように語る。

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