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「べらぼう」で大河初出演の鉄拳、1か月浮世絵猛練習 ノーメイクに現場ではスタッフに気づかれず…

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月25日 10時0分

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)に出演するお笑い芸人、パラパラ漫画家の鉄拳。演じるのは、江戸時代中期に活躍したとされる絵師の礒田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)。自身にとって大河ドラマへの出演は初、テレビドラマへの出演は「海の上の診療所」(2013年・倉科岳文名義)以来、約12年ぶりとなる。「礒田湖龍斎が絵師であることも、何か縁があるのかなと思いました」という鉄拳が、撮影に挑んだ心境を語った。

 大河ドラマ第64作となる本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを世に送り出し“江戸の出版王”に成り上がる蔦屋重三郎(横浜)を主人公にしたストーリー。脚本を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、ドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子が務める。

 鉄拳演じる礒田湖龍斎が登場するのは、26日放送の第4回。蔦重(横浜)が地本問屋の西村屋(西村まさ彦)と共に、呉服屋とタイアップした錦絵の制作に着手し、湖龍斎は錦絵を依頼される絵師という設定だ。2013年に出演したフジテレビ系ドラマ「海の上の診療所」と同様、トレードマークである白塗りのメイクなしに素顔での出演となるが、素顔を出すことに抵抗はないとのこと。「そもそもメイクをするようになったのは、お笑い芸人になることが父親にバレたくなかったから。だけど、もう父にはバレているし、近所の人にも知られているので(笑)」と言い、父親に大河ドラマへの出演を報告した際には「結構照れてましたね。ちょっと半信半疑の様子でしたけど本当は喜んでると思います」とも。

 映像で扮装姿の自身を見たときの心境を「自分でもびっくりしました(笑)。こんな渋い、ベテランの雰囲気を出しているんだと。演じているときは緊張して震えていましたが。映像ではちょっと照れている感じが出てましたね(笑)」と語る鉄拳。なお、カツラをつけたのが初めてだったそうで「カツラに締め付けられる感じがあって痛かったですね。あらかじめスタッフの方に“痛いですから我慢してください”と言われていたので我慢しました(笑)」との裏話も。

 また、撮影現場での反応をこう振り返る。「“えー!”って驚かれると思ったんですけど僕が現場に入っても、スタッフの皆さん半信半疑の顔をされていて。反応がないので“あれ、人気ないな~”と思っていたら、セリフを言った途端に笑いが起きました。なのでそのときに初めて“あ、鉄拳だったんだ”と認識されたんじゃないですかね(笑)」

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