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山本千尋、『アンダーニンジャ』山崎賢人とガチ勝負に「夢がかなった」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月2日 8時10分

 現代に生きる忍者たちの暗躍を描く花沢健吾のコミック『アンダーニンジャ』の実写映画に、山本千尋が参加している。『銀魂』シリーズなどで知られるヒットメーカー福田雄一が脚本&監督、『キングダム』『ゴールデンカムイ』シリーズなど多くの大作をけん引し続ける山崎賢人(*崎は「たつさき」)が主演の話題作だ。クラスのマドンナ的あざと女子でいながら実は秘密を持つ山田美月役にどんなふうに挑んだのか、山本が語った。(以下、本編のネタバレがあります)

 「山田のあざとさは、すごく楽しく演じさせていただきました。福田監督と思いが一緒だったみたいで、山田のしぐさを大きく表現したり、手のハートの作り方をいろいろ試したりしました」と、普段の山田の表現を工夫していたことを、山本は明かした。「私自身が原作を読んでいたときに、まさか山田がアンダーニンジャだったなんてまったく予想してなくて、すごく衝撃があったんです。だから、この映画で初めて観てくださる方にもそれを味わっていただきたくて、普段とアクションのギャップというか、落差を作るのを頑張りました」と語った。

 洞窟の中で繰り広げられる死闘はスピード感も迫力も抜群。昔からの忍者であり、かつ現代的な要素も含むアクションシーンは、「アクション部さんがアイディアを出し合ってくださった」と知恵の結晶だったという。山崎のアクションの切れの良さとスピード感は過去の多くの作品で周知の事実だが、山本も中国武術の世界大会で金メダルを獲得し、プロボクサーのライセンスを取得するほど身体能力が高い。そんな2人だから、数回の練習ですぐに段取りを習得したという。そこからは、いかに質を上げていくかの鍛錬だった。

 「賢人さんとはこれまで、『キングダム』などで共演経験はあるのですが、アクションをご一緒したことはなかったんです。今回、実際に賢人さんと戦えたのは夢がかなった瞬間でしたし、さらに成長してまたご一緒したいという目標にもつながりました」と喜びを表す。「気心の知れた事務所の先輩ですから、絶対的な信頼感を持っています。賢人さんなら多少当たってしまっても大丈夫だろうし(笑)、賢人さんも『千尋ちゃんなら避けてくれる』って思ってくださったんじゃないでしょうか。私はそんなふうに肌で感じていました。賢人さんが何ておっしゃるかはわからないですけど(笑)」と笑いつつ、「賢人さんはトリッキーな動きもあるアクションで大変だったと思いますが、お互いに力の抜けた状態で緊張感はなく、でも集中力はすごかった。かみ合わない瞬間はありませんでした」とベストなアクションができたと自信を見せた。

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