俳優・三山凌輝の「負けず嫌い」からのスタート 「納得できるまでは続けると誓った」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月7日 8時2分
そうして小学校6年生で事務所にスカウトされたことを機に中学生のとき、俳優業からキャリアをスタート。歌やダンスは好奇心からやっていたものの、演技では「レッスンを受けるまでお芝居はやったことがなくて。なんだこのもどかしさは!? 正解がないじゃないか! と、モヤモヤして(笑)」と壁に突き当たることに。しかし、「頑固で負けず嫌いなところがあったので、どうにかして納得できる答えを見つけたい。それまではやり続ける! と思ったんです」と、その性格が幸いしたよう。
そうして俳優として、アーティストとして着実に歩みを進める三山。演じる上では、「ベーシックとしては心がちゃんと動くことを大切に、現場で対応していきます。それでいて表現には思考力、奥深さ、感性が表れる。人間力が問われるのでいつでも目の前のことをよく見て。年上の方の話を聞いて想像力を働かせ、やるべきことに早く気づくのが大事だなと思っています。」と25歳とは思えない達観ぶり。
芝居に関しては「感覚、感性を大事にするタイプ」。「もちろん役のバックボーンなどのポイントは抑えますが、基本的には出たとこ勝負!いろいろと考えて用意しても、いざ撮影になると想像とは全然違う“投げ玉”を返されることは当たり前にありますから。芝居は、その時どきの“セッション”です」とアーティストらしい言葉で締める。
また、演じることは「自分との戦いでもある」とも言い、「その役を生きている瞬間、本番では“これが(本編で)使われてしまう”という緊張感があります。役と向き合い、“こんなにも闘っています!”という自分をカメラに見せないことも必要で」と芝居が微妙なバランスの上に成り立つことを明かす。
主演作の主題歌作詞に自ら加わる意義
映画では、三山がRYOKIとしてSKY-HIと共に主題歌の歌詞も手掛けていて、「作品を通して俳優として目にした景色、感情は確かなものです。それを歌詞として表現出来るなんて本望。作品のテーマについてもそれを演じたからこその確信をもって、それに則って書きました。さまざまな手段で、リミットなく表現させてもらえた」と充実感をのぞかせる。
そうして気づいたのは「抽象的な表現の大切さ」だったという三山。「映画を観るとさらに感情移入できる歌詞になっています。それでいて、映画を観ていなくてもいろいろな受け取り方が出来る。例えば“抱きしめたい君だけ。触れられない痛みすらも”という歌詞なら、それは物理的なことなのか、心情としてなのか? 具体的にし過ぎないことで聴いた人が個々の過去やそれぞれが思い浮かべる情景を引っ張り出して共感していただける。それが素敵だと思うんです」と俳優とアーティスト、二つの面を持つからこその曲作りを楽しんだ。
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