1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

生田絵梨花、松本清張「天城越え」NHK BSドラマ化で主演「全身でぶつかっていきたい」

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年2月6日 15時20分

 歌手・女優の生田絵梨花が、松本清張原作のNHK特集ドラマ「天城越え」で主演を務めることが明らかになった。NHK BSプレミアム4K で5月10日(19:30~20:59)、BSで6月14日(21:00~22:29)、BS8Kで3月23日(21:00~22:29)に放送される

 「天城越え」は、ある遊女と14歳の少年の天城峠を越える旅で起きた殺人事件と、30年にわたり事件を追うベテラン刑事を描いたミステリー。

 昭和31年、静岡県の印刷業者・望月次郎は、定年間近の刑事・田島から、過去の土木作業員殺害事件に関する捜査資料の印刷を依頼される。その事件には、少年時代の次郎と初恋の女性である遊女・大塚ハナが関わっていた。手に手をとって天城峠を越えた、少年にとって数時間の恋。夢のような時間のあと、自分と別れたハナは土木作業員を殺し、逮捕される。田島の強引な取り調べに殺害を自供したハナ。だが、その自供は極めて不自然であり、まるで誰かをかばっているかのようだった。

 生田が演じるハナは、伊豆・修善寺の遊郭にいた遊女。負けん気が強く、同僚や客とのトラブルが絶えなかった彼女は、店を抜け出して天城峠を越えようとする。茨城の寒村で生まれ、貧しさゆえ、12歳にして吉原の女郎屋へ下働きに売られた彼女は、その後、伊豆へ逃亡するも、不器用な性格が災いし、男にだまされたり人に裏切られたりの連続。絶望のなか、天城越えの途中で少年時代の次郎と運命の出会いを果たし、彼の純粋な瞳に胸打たれ、その未来に思いを馳せる。だが、ささやかな幸福も束の間、殺人容疑で捕まってしまう。警察の取り調べに対しても強情で、無実を主張し続ける。

 映画化を含め、これまで幾度も映像化されてきた不朽の名作。主演の生田は「ここからまだまだ葛藤の日々になるかと思いますが、全身でぶつかっていきたいです。楽しみにしていていただけたら嬉しいです」と意気込みを語っている。

 脚本は、NHK連続テレビ小説「マッサン」「ちむどんどん」などの羽原大介。演出は「団地のふたり」「正直不動産2」などの金澤友也が担当する。キャスト・スタッフのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)

生田絵梨花コメント

「天城越え」の大塚ハナ役のオファーをいただき、過去作品を拝見したとき、自分に務まるだろうかと少しこわくなりました。ハナの生きてきた境遇や心の内を、令和に生きる自分がどれだけ想像しきれるだろうかと思ったのです。
ですが、クランクインする前にスタッフの皆さまと話し合いを重ねられたこと、そして初めて扮装を纏ってカメラ前に立った時、監督から「ハナだ」と言っていただけたことで、抱えていた心配を拭ってスタートを切ることができました。
ここからまだまだ葛藤の日々になるかと思いますが、全身でぶつかっていきたいです。
楽しみにしていていただけたら嬉しいです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください