「恋愛偏差値」が一目瞭然！『恋愛マトリックス』で問題点を洗い出せ【ムンロ王子のシンデレラへの道20】

◎知性
「知性」とは、頭がいいということです。必ずしも学歴が高いというだけではなく、知識が豊富、会話が面白い、笑わせてくれるなど、脳を刺激してくれるってこと。

◎性
最後の「性」はセックス。セックスが上手いとか下手ではなく、結婚相手の条件としてセックスの相性が比重として高いかどうかということです。



ムンロ王子：お手元の用紙には、この『恋愛マトリックス』が2つあります。
左側は相手に求めるもの。つまりあなたが理想とする男性像です。右側は自分自身、これまで生きてきて、自分はこう見られているのかなという視点でもいいですし、こう見られたいという願望でも結構です。

これからみなさんには作業をしていただきます。マトリックスには8つの指標があり、それぞれの指標には5つの目盛があります。つまり目盛の数は「8×5」で40ポイントあるということです。みなさんに20ポイント差し上げますので、このマトリックスに、合計が20ポイントになるように8つの指標にメリハリをつけてください。

例えば、「外見」は譲れないけど「性格」は気にしないとか、そんなふうに譲れない指標はポイントを多くし、あまり重視しない指標はポイントを少なくしてください。

できれば0は使わないようにお願いします！最低1ポイントは振り分けてください。もちろん、どうしても足りないときは0も入れてもいいですよ。では、記入を始めてください。

A子の採点結果：52点

ムンロ王子：ん～、判定不能ってところ。だから平均点の52点。良くも悪くも何も答えていないってことね。だって20ポイントを8で割ると平均2.5。2.5のところを線で結んでみてください。

相手に対しては、あれもこれも欲しがっていて選べないどころか外せないでいるって感じね。52点の2点は、唯一自分のところで「情」を減らして「性格」に加算している部分を評価しただけ。それでも、やはりキレイな円になっているでしょ？これでは選んだことになっていないのです。

A子：選べないっていうより、どれも捨てられなかったんです。

ムンロ王子：そんな感じだね。確かに「選ぶ」というのはとても難しいことです。「自由」とは「選べる」ってこと。でも選べない人、優柔不断な人にとっては、選べる自由はかえって苦痛なんです。

でもね、考えてみて。居酒屋さんに行って、すべてのメニューをオーダーできますか？伊勢丹に行って、どのバッグも欲しいからって全部大人買いしますか？