「恋愛偏差値」が一目瞭然！『恋愛マトリックス』で問題点を洗い出せ【ムンロ王子のシンデレラへの道20】

「資本主義」というのは「自由」の上に成り立っています。そして、その「自由」とは「選択肢」が多いということです。ひとつを選ぶというのは、他のものを選ばないということです。

恋愛も結婚も自由にできる今、30歳になっても結婚できないでいるアナタたちと、政略結婚で好きでもない男性に輿入れさせられて5人の子どもに恵まれた女性とどちらが「幸せ」だと思いますか？

「自由」について夏目漱石はこう語っています。「吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている」と。

また、こうも語っています。「自由と独立と己とに満ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの寂しみを味わなくてはならない」とも。

逆説的に聞こえるかもしれませんが、こういう自由な時代だからこそ、結婚して寄り添える家庭を築いていかなければならないのではないでしょうか？



ムンロ王子：あなたは外見も美しいし、スタイルだっていいわね。まず「美」でしょう。それに「知性」もありそう。美しい分、「性格」は悪そうね（笑）。でも情は厚そう。

なので、この3つが売りなんじゃないの？それに対して相手に求めるものは「外見」より「金」、自分に足りない「性格」、できれば多趣味でいろいろなところに連れて行ってくれるような人がいいと思いますよ！こういう感じなら82点なのだけど。頑張ってください！

A子：わかりました。ありがとうございます。

☆座談会は次回（6月11日掲載予定）に続きます！

今回のカード：【ワンドの5】
今回、ご紹介するカードは【ワンドの5】、小アルカナの「5番」です。


【ワンドの5】



このカードが意味するものは「結論の出ない争い」という混沌とした状態です。ワンドは1から4まではとても平和に成長していくのですが、この5に至り、突如、争いへと発展するのです。

5人が同じ棒の武器を持って戦っています。でも、みんな同じ武器で、しかも「剣」ではなく「棒」なので、決着がつかなくて小競り合っている感じです。こんな戦いに参加しても時間と労力を無駄にするだけだから抜け出そうとするのですが、抜けると負けてしまうので離れることもできないのです。

ワンドの5は、正位置では「結論の出ない争いに巻き込まれて疲弊する」、逆位置ではさらに「参加者が何人いるか、誰が味方で誰が敵なのかわからない混沌とした争いに巻き込まれる」という意味です。

アドバイスとしては「何とかまとめようと努力しても無駄で、かえって火に油を注ぐことになりかねないので、関わっているフリをしつつ、真剣に関わってはいけない」となります。