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“縁結び”そして“禁断の恋”…神主が歌う恋の歌とは⁉︎〜「楽天的な男」神主・壮紫【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.2

ココロニプロロ / 2018年6月28日 15時0分

そこで思いついたのが、みなさんの身近にある音楽というツールを通して広めることだったんです。

Q.13 音楽活動をする上で、神社本庁の許可は必要?


今のところ、許可は必要ありません。神社庁の知り合いにも応援していただいています。
私自身、同じ神職の方に「神社界のためにがんばれよ」と言われるような存在でありたいですね。神主という立場を貶めることなく、正当でありたいと思います。


◎神主の資格を持つギタリストも!
バンドメンバーは神職ではありません。バンドと言っても固定メンバーではなくて、プロのミュージシャンの方にサポートで入っていただいています。

ただ、知り合いに、巫女さんのような清楚な風貌でヘビーメタルをやっているギタリストの女性がいて、その方が同じ神主の資格を持っていらっしゃんですね。今後はそういう方にもサポートいただいて、もう少し神主色を出していきたいと思っています。

Q.14 「歌う神主」の特色は?


唯一無二だというところでしょうか。「歌う神主」と検索すると、私ぐらいしか出てこないので、そこが売りというか強みだと感じます。


◎神主ならではの楽曲
神主だからこそできる音楽があると思うんですね。オリジナルの楽曲で言いますと、大和言葉を歌詞に落とし込んで歌ったり、神話をモチーフにしたりしています。

神話にはたびたび和歌が登場するのですが、その8割ぐらいは恋の歌と言われているんです。そういった神様たちの恋愛を、現代に落とし込んで曲にしています。

Q. 15 大和言葉を歌詞に落とし込むとは、具体的にはどういうこと?


ご存知かどうかわからないのですが、大和言葉って実はたくさんあるんですね。それらは、どこかで耳にしたことがあったとしても、今、我々が日常的に使うような言葉ではないんです。

例えば「今宵」という言葉も大和言葉なのですが、友達に「今宵、会おうか」なんてことは、まず言わないですよね? もちろん使うのは自由ですが、使うと違和感を覚えてしまうでしょう。

そのように、現代人にとってあまり馴染みのない、けれども、どこか懐かしい言葉と言いますか…。そんな日本の美しい言葉を歌詞の中に織り交ぜて作っています。

Q. 16 どのような神話をモチーフにして歌詞を作っていますか?


今の人が聴いたときに、イメージしやすい恋の歌を作ることが大事だと思うんです。

例えば女性をターゲットとした場合、まずは縁結びの神様である、出雲大社の大国主(おおくにぬし)の神様ならわかりやすいのではないかと考えて、大国主の神様をテーマに縁結びの歌を作ったりしました。

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