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やめるって発想を持ったことがない!…好きを仕事にするには~コンサル×ダンサー・三宅正【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】

ココロニプロロ / 2018年8月9日 16時50分

他には、ある企業さんが広告用のダンサーを探してたときに、逆に企画を提案して自ら出演することになったこともあります。ハイレベルなオーディションを勝ち抜かないと出られないような企業さんだったので、とても良い経験と実績になりました。

Q.13 組織に囚われない生き方をする秘訣は?


「自由に生きる」ということに関しては、様々な捉え方がありますよね。人からよく言われるのが「好きなことだけやってていいね… but(だけど)」。

好きなことを選びとって仕事にするのは楽しいし刺激的ですが、その反面、全て自分で責任を負わなければならないから大変です。でも、その分やりがいがあります。

情熱を捧げられる仕事をすれば、自ずと自由を勝ち取れると思います。逆説的に言うと、自由な生き方をしたいなら、情熱を捧げられる仕事をするのが大事ってこと。

◎“好き”と“得意”が出合う場所
「テッドトーク(※1)」で常に再生回数トップのケン・ロビンソンという方がいるんですけど、彼が著書(※2)で「エレメント」について述べていました。
エレメントとは「好きなことと得意なことが出合う場所」。彼はそれを見つけるのが大事だと言ってるんです。




例えば、落ち着きがなくて、いつも注意されてばかりの子どもを心配して、母親がカウンセラーの所に連れて行った…というエピソード。別室でモニタリングしたところ、その子はやっぱりウロウロ動き回ってるのですが、音楽をかけたら踊り出します。

それを見てカウンセラーは母親に「ダンスをさせるべきだ」と言うんですね。こちらは実話で、その子は後に有名なバレエダンサーになりました。つまり適正を見つけ、性質や能力にふさわしい職業に就けば、人は最大限に才能を伸ばせる可能性が高いってことです。

◎天職は「人の人生に関わる仕事」
僕の場合は、最初は洋服が好きだと思って百貨店を選んだのですが、仕事を続ける中で、実は人の行動を分析することや、人の人生に関わることが好きだ、というのがわかったんですよね。

洋服をコーディネートする、ダンスを教える、マーケティングコンサルをしてクライアントさんの悩みを解決する…など、いろいろな仕事をしてるようだけど、それらは僕の中では全部つながってます。そして、その全てが情熱を捧げられることなんです。

あと、キャリアチェンジやダンスを通して多くの人と出会ってきたお陰で、様々な価値観に触れられたのはよかったと思います。何か問題が起きて落としどころを探してるときなどに、相手の立場になって考えることはとても重要なので。

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