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リアル『プリティ・ウーマン』物語!? 田舎のコギャルが都会のレディに

ココロニプロロ / 2018年10月1日 16時55分

リアル『プリティ・ウーマン』物語!? 田舎のコギャルが都会のレディに

リアル『プリティ・ウーマン』物語!? 田舎のコギャルが都会のレディに


あなたは、映画『プリティ・ウーマン』を観たことがありますか?



もしまだなら、ぜひ一度は観てほしい王道のラブストーリーです。
かなり前に公開された作品ですが、題名くらいは聞いた、という人も多いのではないでしょうか。

■『プリティ・ウーマン』はこんなお話
物語をざっと説明しますね。
コールガールの主人公ビビアンが、お金持ちの実業家エドワードと出逢って恋に落ちるのですが……。

ビビアンがどんどん洗練されていく様子は、まさに現代のシンデレラストーリー。女性なら誰しもが夢見るような展開です。

昨今、経済的に自立して、自分というものをアピールできる女性が増えています。でも、あえて男性によって磨かれ、導かれていく恋というのもアリかもしれません。

■彼との出逢い
東京に出てきたばかりの頃、わたしは6歳年上の男性と出逢い、お付き合いしました。
飲み会で彼と知り合ったのは秋。あたりに漂う金木犀の甘い香りが、今も強く印象に残っています。

生まれ故郷では金木犀の香りを嗅いだ記憶はなく、よくCMで見かけるトイレの芳香剤の名前だと勘違いしていました。

金木犀が実在の花だと知ったのは、恥ずかしながら18歳の頃。初めて嗅いだ時は本当に感動して、べったりと鼻をつけて空気を吸い込んだものです。

そんなわたしを、さも面白そうに見ていたのが前述の彼。人生で初めてお付き合いした人でした。

■田舎娘の変化
その彼は、若かったわたしにいろいろなことを教えてくれました。
映画のヒロインのようなコールガールではなく、普通のOLでしたが、本当に無知で粗野な女だったのです。

何も知らないわたしは、女性としてのマナーや立ち振る舞いなど、とても多くのことを彼から学びました。

今のわたしがあるのは彼のお陰と言っても過言ではありません。田舎のコギャルを紳士的に諭し、変身させてくれた恩人です。

料理の仕方や盛りつけ方から、部屋のインテリアの選び方、洗練された音楽の種類まで。
ビールのおいしい冷やし方、おにぎりのおいしい握り方は目からウロコでした。

フレンチやお寿司屋さんに連れて行ってもらい、それぞれの食事のマナーも教わりました。
もう、どこかの王室に嫁ぐレベルの教育かと思うくらいでしたが、こういった勉強はとても楽しく感じられました。

そして自分の意識も変化していきます。住む地域も下町から都心へと変わりました。

『プリティ・ウーマン』のビビアンは、プラザホテルの支配人から特別にマナーの指導を受けます。
ロデオドライブでのショッピングも、レディのような着こなしに変化して、観ているこっちは美しさにため息が出るほど。

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