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恋人がいても満たされない理由はこれ!「欲望の心理学」を徹底解説

ココロニプロロ / 2019年3月9日 11時55分

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恋人がいても満たされない理由はこれ!「欲望の心理学」を徹底解説


彼氏がほしい。結婚したい。そんな想いを抱えながら、漠然と日々を過ごしている女性は多いのでは?
パートナーがいても相手から愛を感じられず、もっと満ち足りたいと願っている人も少なくないでしょう。


アメリカの心理学者Abraham Harold Maslow(アブラハム・ハロルド・マズロー)は、人間の欲求はピラミッド型になった5つの階層があり、これらを段階的に上がっていくと説きました。

■マズローの欲求5段階

【第1の階層】生理的欲求


眠りたい、ご飯が食べたい、水を飲みたい、といった本能的欲求です。これは生きていくうえで必要となる、基本的な欲求になります。
生理的欲求を満たせないということは、すなわち生命が危機的な状況です。そんな事態では、恋愛など二の次になります。

【第2の階層】安全欲求


衣食住を確保できたら、次にくるのが安全でありたいという願望です。家があっても鍵なしだと、心配でくつろげませんよね。
住む場所があり、食べていける生活力がある。そういった最低限の基盤ができて初めて、人は精神的なものへと目を向けられるようになります。

【第3の階層】社会的欲求


次に発生するのは、何らかのコミュニティに属したいという気持ちです。ある一定の年齢になると、社会の一員になりたいと思いますよね。
それだけでなく、たとえば特別な誰かと関係を築きたい、と願うのもこの欲求にあたります。彼氏がほしい、結婚したい、と願う女性たちはこの段階にいるのです。

【第4の階層】承認欲求


パートナーがいれば満たされるかと思いきや、階層はまだまだ続きます。次は「自己を認めてほしい」という欲求です。
重要な仕事を任されたり、昇給したりすることでこの欲求は満たされます。恋愛においては、パートナーが自分をリスペクトしてくれたり、自立した女性として扱ってくれたり、そういう言動を通して「満たされている」と思えるようになるのです。

【第5の階層】自己実現欲求


パートナーとしっかりした絆を築き、自分の足で立って生きている。そんな状況においても、人は次の段階を求めます。それは「理想の追求」です。
人は常に成長過程にいます。自分の能力を活かし実現する場を求め、あるいはさらなる飛躍のときを求めて歩み出したいと思うのが人情なのです。

■自分がどの段階にいるかを自覚する
彼氏や伴侶がほしいと切望しても、生活が不安定では、まず生きていくことに必死にならざるをえません。
何事も順番というのは大切で、生理的欲求・安全欲求が充足して初めて、愛情を求める基盤ができるのです。

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