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4月26日、「破壊と再生」の星、冥王星が逆行を開始【真木あかりの惑星カレンダー】

ココロニプロロ / 2020年4月25日 18時55分

4月26日、「破壊と再生」の星、冥王星が逆行を開始【真木あかりの惑星カレンダー】


WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。
今回は、4月26日にスタートする冥王星逆行についてお届けします。


■4月26日、冥王星が逆行を開始します



冥王星逆行
(2020/4/26〜2020/10/4)


冥王星は「生と死」「破壊と再生」といった意味合いを持つ星で、毎年、春から秋にかけて数ヶ月逆行するのが定番の流れになっています。今年もまた始まるわけですが、連絡が滞りやすくなる「水星逆行」や恋愛が滞りやすくなる「金星逆行」と比べると、あまりピンとこないという人も実は多いのではないでしょうか。はい、個人の実感レベルで「これが冥王星の……力……!!!」といった感じでビンビンくることは、ほとんどないでしょう。

太陽系のなかで土星よりも遠い惑星を「トランスサタニアン(土星外惑星)」と呼びます。天文学では冥王星は「準惑星」となりましたが、星占いでは惑星として扱うのですね。遠く、また肉眼でも見えないため、意識にのぼりにくいとされているのです。さらには、冥王星はひとつの星座を20年前後かけて移動し、その時代に影響を与えます。つまり、今日明日の運気にはあまり影響を及ぼさず、あとあと振り返ったときに「ああ、今から思えばそういう時代だったよなあ……」と、思うときに冥王星の持つ意味合いを実感したりするのですね。

◎時代が変わるなかで、自分はどう生きるのか?


さて、ご存知のとおり、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。人類全体で多数の人が、見えない敵を恐れ戦う日々を、まさに過ごしている最中です。冥王星が2008年から滞在している山羊座は「社会構造」を意味する場所。それは世の中の仕組みや人々の考え方が、長い時間をかけて変革されつつあると読み解けます。そのなかで起こったコロナ禍です。「こんなこと、今まで生きていて初めて」という経験に見舞われている人も多いことでしょう。

これらは冥王星ばかりと結びつけられません。世の中はもっと複雑で、星の動きに左右されたりしないからです。星は災いをもたらすものではなく、私たちにあり方を示唆するものだと捉えてみましょう。私たちが冥王星から得るべきヒントは、「当たり前」とされてきたやり方を見直し、この時代にフィットするやり方を模索していこうとする、勇気なのだろうと思います。

そして逆行時は、時間をかけて精査する。検討する。じっくりと、時間をかけて大丈夫ですし、それがベストです。なんせ逆行は10月4日まで。そして冥王星は2023年まで、山羊座に滞在するのですから。

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